代表銘柄(1993年に生まれたランブルスコ・サラミーノの単一畑キュヴェ) コンチェルトは、レッジョ・エミリアのメディチ・エルメーテが1993年に生んだ、ランブルスコ・サラミーノ100%の辛口の赤の微発泡です。ぶどうは自社のラ・ランパータの畑から。ステンレスタンクで発泡させ、2025年はアルコール度数11.5%。2020年の収穫から有機の認証を受けています。
この記事の目次
どんなワインか
コンチェルトは、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリアのメディチ・エルメーテが造る、辛口の赤の微発泡です。生ハムやサラミを切り分け、ラグーのパスタを待つあいだに、よく冷やしてグラスに注ぐ。そんな食卓のための一本です。
メディチ・エルメーテは1890年、エミリア街道沿いで3軒のオステリアを営んでいたレミージョ・メディチが、一族の畑を生かそうと始めた蔵です。生産者によると、1988年ごろ、量を追った安価な甘口のランブルスコが広がり、産地全体の売れ行きが落ち込みました。同じ年に加わった4代目のアルベルトとピエルルイジは畑を植え替え、規定より収量を35%下げる方向へ造りを改めます。その考え方から1993年に生まれたのが、ランブルスコ・サラミーノの単一畑キュヴェ、コンチェルトです。
造りと味わい
品種はランブルスコ・サラミーノ100%。ぶどうは、レッジョ・エミリアにある自社のラ・ランパータの畑から収穫します。土壌は粘土質で、仕立てはコルドン、1haあたりの収量の上限は1万kgです。発泡はステンレスタンクで行います。2025年はアルコール度数11.5%、残糖9g/L、総酸8g/L、生産本数は15万本です。
2020年の収穫から有機の認証を受けており、生産者は、一族の5つの農園で3年の転換期間を経て、最初に認証を受けたワインがこのコンチェルトだったと紹介しています。公式は、苺やラズベリー、さくらんぼの香りに、辛口ながら果実味があり、酸とタンニンのバランスがとれた味わいと説明しています。
合う料理と飲み方
生産者が挙げるのは、エミリアの郷土料理です。サラミ、モルタデッラ、生ハムなどのシャルキュトリー、トルテッリーニのブロード、ラザニア、ラグーのタリアテッレ。熟成したチーズやグリルした肉、点心やハンバーガーにも合うとしています。ピザの夜にも開けやすい一本です。温度は8〜9℃、若いうちに飲むのが生産者のすすめです。イタリアの郷土料理との合わせ方は第87講 イタリア料理とワイン完全編、泡のワイン全般は第13講 スパークリング大全でまとめています。
メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジャーノ・セッコの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジャーノ・セッコの
メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジャーノ・セッコのワイン情報
| 名称 | メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジャーノ・セッコMedici Ermete Concerto Lambrusco Reggiano DOC |
| 生産者 | メディチ・エルメーテ |
| 位置づけ | 代表銘柄(1993年に生まれたランブルスコ・サラミーノの単一畑キュヴェ) |
| 種類 | スパークリング |
| 国・地域 | イタリア/エミリア=ロマーニャ/レッジョ・エミリア |
| 原産地呼称 | ランブルスコ・レッジャーノDOC |
| 主な品種 | ランブルスコ・サラミーノ |
| 畑 | レッジョ・エミリアの自社畑ラ・ランパータ。粘土質の土壌、コルドン仕立て。1haあたりの上限は1万kg(公式) |
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| 造り | ステンレスタンクで発泡させる辛口の赤の微発泡(フリッツァンテ)。残糖9g/L、総酸8g/L(2025年の公式資料) |
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| 生産本数と度数 | 15万本。アルコール度数11.5%(2025年の公式資料) |
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| 有機認証 | 3年の転換期間を経て、2020年の収穫から有機認証。一族の5つの農園で最初に認証を受けたワイン(公式) |
| 飲み頃の温度 | 8〜9℃(公式) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は、若いうちに、長くても1〜2年で飲むワインとしている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジャーノ・セッコのよくある質問
ランブルスコは甘いワインですか?
甘口のランブルスコもありますが、コンチェルトは「セッコ(辛口)」です。2025年の公式資料では残糖9g/Lで、生産者は、辛口でありながら果実味があり、酸とタンニンのバランスがとれた味わいと説明しています。
なぜ赤を冷やして飲むのですか?
微発泡で、若いうちに果実の香りと爽やかさを楽しむスタイルだからです。生産者は8〜9℃を勧めており、長くても1〜2年のうちに飲むワインとしています。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部