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カ・デル・ボスコ アンナマリア・クレメンティ

Ca' del Bosco Franciacorta Riserva Annamaria Clementi / カ・デル・ボスコ

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プレステージ・キュヴェ

アンナマリア・クレメンティは、フランチャコルタのカ・デル・ボスコが良い年にだけ造るリゼルヴァです。名前は創業者マウリツィオ・ザネッラの母の名。2008年ヴィンテージからドサージュ・ゼロとなり、小樽で発酵させたベースワインを平均8年澱とともに寝かせます。

  • 辛口
  • 長期熟成型
  • 繊細な泡
  • 熟成由来の複雑さ
この記事の目次

どんなワインか

カ・デル・ボスコは、ロンバルディア州フランチャコルタのエルブスコにある造り手です。公式によると、1964年にマウリツィオ・ザネッラの母アンナマリア・クレメンティ・ザネッラが、丘の上の小さな家と2ヘクタールの土地を買ったことから始まりました。

アンナマリア・クレメンティは、その母に捧げられたリゼルヴァです。公式は、さまざまな区画から良い年にだけ最良のぶどうを選んで造ると説明しています。誕生は蔵の最初のヴィンテージである1979年で、当初の名は「フランチャコルタ・ヴィンテージ」。1989年に「キュヴェ・アンナマリア・クレメンティ・リゼルヴァ」となり、2008年ヴィンテージから名前を「アンナマリア・クレメンティ」に縮め、リキュールを加えないドサージュ・ゼロに変わりました。同じ名を持つロゼと、さらに長く熟成させた「R.S.」は別の銘柄です。

畑と造り

2017年の技術資料では、品種はシャルドネ82%、ピノ・ノワール15%、ピノ・ブラン3%。有機認証を受けた31の畑から来るぶどうで、シャルドネは21区画、ピノ・ブランは2区画、ピノ・ノワールは8区画、平均樹齢は32〜33年です。

ぶどうは手摘みで小さな箱に入れ、冷やしてから一房ずつ選びます。蔵独自の「ベリー・スパ」と呼ぶ洗浄を三つの槽で行い、よく乾かしてから搾ります。使うのはフリーランの果汁だけ。アルコール発酵は小さなオーク樽だけで行い、そのまま6か月澱とともに置く間にマロラクティック発酵が進みます。31のベースワインのうち、最良の樽のものだけがこのキュヴェに回ります。瓶内での澱との熟成は2017年で8年7か月。澱抜きは酸素に触れさせない自社の特許装置で行います。

飲み頃と楽しみ方

公式の分析値では、2017年はアルコール13.0%、ドサージュ・ゼロです。甘さを加えない分、長い熟成から来る奥行きをそのまま味わう1本といえます。同じフランチャコルタのベラヴィスタ ヴィットリオ・モレッティと並べると、造り手の考え方の違いが見えてきます。瓶内二次発酵の仕組みは第13講 スパークリング大全で学べます。

※品種構成や熟成の期間はヴィンテージによって異なります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。

カ・デル・ボスコ アンナマリア・クレメンティの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

カ・デル・ボスコ アンナマリア・クレメンティの

ヴィンテージ

2017技術資料によると、4月18〜19日の夜に−4.5℃まで冷え込み、蔵の畑の3分の2が霜の被害を受けた年。夏は暑く8月に39℃に達した。収量は1ha当たりぶどう4,800kgと少なく、資料は「少ない収量と並外れた品質」の年としている。

カ・デル・ボスコ アンナマリア・クレメンティの

ワイン情報

名称カ・デル・ボスコ アンナマリア・クレメンティCa' del Bosco Franciacorta Riserva Annamaria Clementi
生産者カ・デル・ボスコ
位置づけプレステージ・キュヴェ
種類スパークリング
国・地域イタリア/ロンバルディア/フランチャコルタ(エルブスコ)
原産地呼称フランチャコルタDOCG リゼルヴァ
主な品種シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン
品種構成(2017年)シャルドネ82%・ピノ・ノワール15%・ピノ・ブラン3%(公式)
畑(2017年)有機認証の31の畑。シャルドネ21区画(エルブスコ・アドロ・コルテ・フランカ・イゼオ・パッシラーノ)、ピノ・ブラン2区画、ピノ・ノワール8区画で、平均樹齢は32〜33年(技術資料)
醸造手摘み。房ごとに洗浄・乾燥する独自の「ベリー・スパ」を通し、フリーランの果汁だけを使う。アルコール発酵は3年以上乾かした木材の小樽で行い、そのまま澱とともに6か月、その間にマロラクティック発酵(技術資料)
澱との熟成平均8年(公式)。2017年は2018年4月11日にティラージュし、8年7か月
ドサージュドサージュ・ゼロ(リキュールを加えない)。2017年はアルコール13.0%、総亜硫酸53mg/L未満(技術資料)
名前の変遷1979年に「フランチャコルタ・ヴィンテージ」として誕生。1989年に「キュヴェ・アンナマリア・クレメンティ・リゼルヴァ」、2008年ヴィンテージから「アンナマリア・クレメンティ」となりドサージュ・ゼロに(公式)
飲み頃の温度8〜10℃前後(一般的な目安)
グラスチューリップ型か白ワイン用のグラス
飲み頃の目安長い熟成を経て出荷される。開けてからグラスの中で香りが開くのを待つのも楽しみ方の一つ
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

アンナマリア・クレメンティとは誰ですか?
カ・デル・ボスコの創業者マウリツィオ・ザネッラの母です。公式によると、1964年に彼女がエルブスコの丘で「カ・デル・ボスク」と呼ばれる小さな家と2ヘクタールの土地を買ったのが蔵の始まりです。このワインは1989年に彼女の名を冠し、2008年ヴィンテージから「アンナマリア・クレメンティ」という今の名前になりました。
「リゼルヴァ」はどんな意味ですか?
フランチャコルタ協会によると、フランチャコルタのリゼルヴァは澱とともに最低60か月熟成させることが決まりです。アンナマリア・クレメンティはそれを大きく超え、公式では平均8年、2017年ヴィンテージは8年7か月と記されています。なお、同じ名を持つロゼと、さらに長く寝かせた「R.S.」は別の銘柄です。

出典・確認日

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-10-21 / 編集: Vinotier編集部