単一畑(一級) コント・ラフォンのムルソー・ペリエールは、ムルソー村の名門ドメーヌ・デ・コント・ラフォンが、一級畑ペリエールの0.91ヘクタールから造る白です。ブルゴーニュの専門家ジャスパー・モリスの資料によると、ペリエールには最大70%の新樽を使い、二度目の冬まで樽で寝かせてから瓶詰めします。ドメーヌは1990年代にいち早くビオディナミに取り組んだ造り手のひとつとされます。
この記事の目次
どんなワインか
コント・ラフォンのムルソー・ペリエールは、コート・ド・ボーヌのムルソー村に本拠を置くドメーヌ・デ・コント・ラフォンの一級畑の白ワインです。ドメーヌの公式サイトは確認時点で接続できなかったため、ここではブルゴーニュの専門家ジャスパー・モリスMWの「Inside Burgundy」と、米国の販売元ケロッグ・セレクションズの生産者紹介をもとに紹介します。
Inside Burgundyによると、ドメーヌの家と醸造所は、1869年にボシュ家がクロ・ド・ラ・バールに建てたものです。1894年にジュール・ラフォン伯爵がマリー・ボシュと結婚し、ムルソーとヴォルネの畑、1919年にはモンラッシェの区画も手に入れました(ケロッグ・セレクションズの資料には1918年とする箇所もあります)。ドメーヌでの初めての瓶詰めは1935年。1956年に孫のルネが継ぎ、その息子ドミニクが1980年代半ばから率いてきました。2021年12月にドミニクは引退し、娘のレアと甥のピエールが引き継いでいます。
畑と造り
ペリエールの区画は合計0.91ヘクタール。ケロッグ・セレクションズによると、畑の下部にある「ペリエール・ドゥスー」0.77ヘクタールと「ペリエール・ジネット」0.14ヘクタールの2つからなり、ドゥスーは1955年と1983年に植えられました。表土は石灰と泥灰を多く含んで白っぽく、下には薄く割れた石灰岩が広がります。
栽培は1995年に有機、1998年にビオディナミへ切り替え、畑仕事と収穫はすべて手で行います。白は房ごと搾り、タンクで24時間おいて澱を沈めます。Inside Burgundyによると、村名の白には新樽を使わない一方、シャルムとペリエールには最大70%の新樽を使います。白は二度目の冬を樽で越し、翌年の春から初夏に瓶詰めされます。
飲み頃と楽しみ方
ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は、ムルソーの白を熟成に時間を要する長期熟成向きの白とし、上質な魚、仔牛や家禽のクリーム煮、オマールなどを勧めています。供出温度の目安は12〜14℃前後です。村のことは銘醸図鑑:ムルソーでも紹介しています。
※ドメーヌの公式サイトに接続できなかったため、専門家と販売元の資料に基づきます。資料によって数字が異なることがあります。
コント・ラフォン ムルソー・ペリエールの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
コント・ラフォン ムルソー・ペリエールの
ワイン情報
| 名称 | コント・ラフォン ムルソー・ペリエールDomaine des Comtes Lafon Meursault Premier Cru Perrières |
| 生産者 | ドメーヌ・デ・コント・ラフォン |
| 位置づけ | 単一畑(一級) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ(ムルソー村) |
| 原産地呼称 | AOCムルソー・プルミエ・クリュ(ペリエール) |
| 格付け | プルミエ・クリュ(一級) |
| 主な品種 | シャルドネ |
| ペリエールの区画 | 合計0.91ha(Inside Burgundy、米国の販売元ケロッグ・セレクションズ)。ペリエール・ドゥスー0.77haと「ペリエール・ジネット」0.14haの2区画で、どちらも畑の下部(ケロッグ・セレクションズ) |
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| 植樹 | ペリエール・ドゥスーの区画は1955年と1983年の植樹(ケロッグ・セレクションズ) |
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| 土壌 | 石灰と泥灰を多く含む細かく白い表土で、下は薄く割れた石灰岩(ケロッグ・セレクションズ) |
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| 醸造と熟成 | 房ごと圧搾し、タンクで24時間おいて澱を沈める。ペリエールとシャルムは最大70%の新樽(ケロッグ・セレクションズは一級の白で50〜70%)。二度目の冬を樽で越し、翌年の春から初夏に瓶詰め(Inside Burgundy) |
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| 栽培 | 1995年に有機、1998年にビオディナミへ転換し、畑仕事と収穫はすべて手作業(ケロッグ・セレクションズ) |
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| ムルソー村の規模 | ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)による2022年の白の生産面積は382.64ha(うち一級103.79ha)。一級のクリマは19で、ペリエールもそのひとつ |
| 飲み頃の温度 | 12〜14℃前後(BIVBがムルソーの白に示す目安) |
| グラス | 口のすぼまった大ぶりの白ワイン用グラス(ブルゴーニュ型) |
| 飲み頃の目安 | BIVBはムルソーの白を、熟成に時間を要する長期熟成向きの白としている(年による) |
| 価格帯の目安 | 10万円〜 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ドメーヌの公式サイトの情報はありますか?
ドメーヌの公式サイト(comtes-lafon.fr)は、2026年10月17日の確認時点で接続できませんでした。そのため、このページはブルゴーニュの専門家ジャスパー・モリスMWの「Inside Burgundy」、米国の販売元ケロッグ・セレクションズの生産者紹介、ブルゴーニュワイン委員会の資料をもとにまとめています。数字は資料によって細かく異なることがあります。
ドメーヌはいまだれが率いていますか?
Inside Burgundyによると、1980年代半ばからドメーヌを率いてきたドミニク・ラフォンは2021年12月に正式に引退し、娘のレア・ラフォンと甥のピエール・ラフォンに引き継ぎました。ドミニクが引き継いだ年は資料によって異なり、Inside Burgundyは1985年からとしています。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-17 / 編集: Vinotier編集部