代表銘柄 ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、モンタルチーノのテヌータ・グレッポで造られる蔵の看板の赤です。公式は1888年を歴史上最初のブルネッロと位置づけ、自社畑のサンジョヴェーゼを野生酵母で発酵させ、伝統的なスラヴォニアンオークの大樽で熟成させると説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、トスカーナ州モンタルチーノのテヌータ・グレッポで造られる赤ワインです。公式サイトは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノという酒の誕生を、クレメンテ・サンティと、その一族のフェッルッチョ・ビオンディ・サンティの創意によるものと説明し、1888年を歴史上最初のブルネッロのヴィンテージと位置づけています。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノという産地の始まりそのものに関わる家です。
公式は、この看板ワインを、150年を超える歴史で磨かれた「みずみずしい気品と深み、品格のある個性」のバランスで表現しています。2020年ヴィンテージについては、さくらんぼや赤すぐり、ざくろにバラの花びらやすみれが重なり、生き生きとした酸と精緻なタンニンが骨格を与えると説明しています。これは生産者の言葉であり、当サイトの試飲所感ではありません。
畑と造り
品種はサンジョヴェーゼだけで、ぶどうは自社の畑から手で選んだものだけを使います。公式は畑を標高の高い畑と紹介しています。発酵は畑で育った野生酵母だけで行い、伝統的なスラヴォニアンオークの大樽で熟成させます。
年ごとの資料を見ると、細部は毎年調整されています。2020年は大樽・コンクリート・ステンレスの容器を使い分けて醸し、スラヴォニアンオークで24か月熟成。2019年は同じく複数の容器で醸してから30か月熟成させました。アルコール度数はどちらも13.5%です。伝統的な大樽での長い熟成を軸にしながら、年ごとの条件に合わせて造りを細かく変えていることがわかります。
飲み頃と楽しみ方
ビオンディ・サンティのブルネッロは長期熟成に耐えるワインとされ、若いヴィンテージは酸とタンニンがしっかりしています。若いうちに開けるならデキャンタで空気に触れさせ、16〜18℃前後で時間をかけて楽しむのがおすすめです。同じサンジョヴェーゼから生まれるレ・ペルゴーレ・トルテと比べると、トスカーナの土地による違いが見えてきます。トスカーナ全体の中での位置づけは第56講 トスカーナ&中部イタリア完全編で学べます。
※熟成期間・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。
ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
ヴィンテージ
| 2020 | 暖かく乾いた冬と涼しい春のあと、7〜8月は暑く乾燥。8月末の雨を経て9月9日に収穫開始。スラヴォニアンオークで24か月熟成 |
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| 2019 | 雨が多く寒い春のあと、暑く乾いた6〜7月。8月末の雨が成熟を助け、9月14日に収穫開始。スラヴォニアンオークで30か月熟成 |
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ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
ワイン情報
| 名称 | ビオンディ・サンティ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノBiondi-Santi Brunello di Montalcino |
| 生産者 | ビオンディ・サンティ(テヌータ・グレッポ) |
| 位置づけ | 代表銘柄 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/トスカーナ/モンタルチーノ |
| 原産地呼称 | ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG |
| 主な品種 | サンジョヴェーゼ |
| 歴史 | 公式は1888年を「歴史上最初のブルネッロのヴィンテージ」としている |
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| 醸造 | 野生酵母のみで発酵。2020年は大樽・コンクリート・ステンレスの容器を使い分けた |
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| 熟成 | スラヴォニアンオークの大樽。2020年は24か月、2019年は30か月 |
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| アルコール度数 | 13.5%(2019年・2020年) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後 |
| グラス | ブルゴーニュ型など口のすぼまった大ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 長期熟成に耐えるとされる。若いヴィンテージは数年以上寝かせてからが一般的な目安(年による) |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
リゼルヴァと通常のブルネッロはどう違いますか?
公式によると、リゼルヴァは1888年に初めて造られ、それ以来わずか40回ほどしか造られていない特別なワインです。ぶどうは伝統的に樹齢25年を超える古い畑から選ばれます。このページで紹介している通常のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、毎年の蔵の個性を示す看板ワインという位置づけです。
ビオンディ・サンティの造りの特徴は?
公式は、自社の畑のぶどうだけを手で選び、野生酵母だけで発酵させ、伝統的なスラヴォニアンオークの大樽で熟成させると説明しています。小樽ではなく伝統的な大樽で熟成させる点が、この蔵の造りの軸になっています。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部