グラン・ヴァン シャトー・ラ・ラギューヌは、1855年メドック格付け第3級の、オー・メドックのシャトーです。公式によると、畑は110haで、メドック半島で最も南の格付けシャトーです。2000年代初めからフレイ家が所有し、2021年にBiodyvinのビオディナミ認証を受けました。
- 第3級
- 砂利の丘
- ビオディナミ
- エレガント
- カロリーヌ・フレイ
この記事の目次
どんなワインか
メドックへ向かう道で、最初に現れる砂利の丘に立つのがシャトー・ラ・ラギューヌです。公式はここを、最も美しい砂利の丘のひとつと紹介しています。1855年の格付けで第3級を受け、畑は110ha。メドック半島で最も南の格付けシャトーです。
公式は、その赤を昔から繊細で優雅、調和がとれていると説明し、砂利の丘がカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドに力強さと優雅さの均衡を与えるとしています。力より品で選びたい夜の一本です。
畑と造り
技術資料によると、樹齢は20〜60年で、土はピンク、黄、白の石英やシリカを含む軽い砂利です。公式は1587年ごろに農園へ変わった古い土地と伝えています。2000年代初めにフレイ家が所有し、畑と醸造設備に大きく手を入れました。2004年からは、ドニ・デュブルデューに学んだカロリーヌ・フレイがシャトーを導きます。
2016年に畑全体を有機栽培へ移し、2021年にBiodyvinの認証を得ました。ボルドーで10番目のワインです。樹の選抜は古い樹から行うマサル・セレクションで、プティ・ヴェルドの成果をメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンにも広げています。収穫は手摘みで、手作業の三重の選果に光学選果を加え、区画ごとに仕込みます。熟成はフランス産の樽で12〜14か月、毎年50%を新樽にし、6つの樽会社を使い分けます。
飲み頃と楽しみ方
公式の技術資料は、2020〜2022年の熟成の見込みを20年以上、提供温度を16℃としています。比率は年で大きく動き、2021年はカベルネ・ソーヴィニヨン70%、2022年は52%です。年の違いを比べながら、ボトルで開けるのに向く造りといえます。
同じ第3級の個性はシャトー・ジスクールやシャトー・カロン・セギュールと読み比べられます。格付け全体は銘醸図鑑 1855年メドック格付けでまとめています。
※畑の品種比率と生産量は公式で確認できなかったため載せていません。海外の販売資料には畑を80ha台とするものがありますが、公式の110haに合わせました。シャルトルーズ(館)の設計者は公式の資料間で記載が異なるため書いていません。
シャトー・ラ・ラギューヌの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・ラ・ラギューヌの
ヴィンテージ
| 2022 | カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー45%、プティ・ヴェルド3%。アルコール13.7%。収穫は9月9〜26日(公式の技術資料) |
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| 2021 | カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー20%、プティ・ヴェルド10%。アルコール13%。収穫は9月23日〜10月12日(公式の技術資料) |
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| 2020 | カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー30%、プティ・ヴェルド5%。アルコール14%。収穫は9月10〜30日(公式の技術資料) |
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シャトー・ラ・ラギューヌの
シャトー・ラ・ラギューヌのワイン情報
| 名称 | シャトー・ラ・ラギューヌChâteau La Lagune |
| 生産者 | シャトー・ラ・ラギューヌ(フレイ家) |
| 位置づけ | グラン・ヴァン |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ボルドー/メドック(リュドン村) |
| 原産地呼称 | AOCオー・メドック |
| 格付け | 1855年メドック格付け 第3級 |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド |
| 畑 | 110ha。メドック半島で最も南にある格付けシャトー。砂と軽い砂利の丘(公式) |
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| 樹齢と密植 | 樹齢20〜60年。1haあたり6,666本と10,000本(公式の技術資料) |
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| 栽培 | 2016年に畑全体を有機栽培へ移行。2021年にBiodyvin認証を取得し、ボルドーで10番目のワインとなった(公式) |
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| 熟成 | フランス産の樽で12〜14か月、毎年50%を新樽に(公式) |
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| 所有 | 2000年代初めからフレイ家。2004年からカロリーヌ・フレイが醸造家として率いる(公式) |
| 飲み頃の温度 | 16℃(公式の技術資料) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 20年以上の熟成が見込めるとされる(公式の技術資料) |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
シャトー・ラ・ラギューヌのよくある質問
なぜポイヤックやマルゴーではなくオー・メドックなのですか?
畑がリュドン村のオー・メドックの区域にあるためです。公式によると、メドック半島で最も南にある格付けシャトーで、1855年の格付けで第3級を受けました。
開けるならいつがよいですか?
公式の技術資料は、2020〜2022年について20年以上の熟成が見込めるとし、提供温度を16℃としています。若い年を開けるなら、大ぶりのグラスで時間をかけて開かせるのが目安です。
出典・確認日
9件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-06 / 編集: Vinotier編集部