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シャトー・レグリーズ・クリネ

Château L'Église-Clinet / シャトー・レグリーズ・クリネ(デュラントゥ家)

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グラン・ヴァン

シャトー・レグリーズ・クリネは、ポムロールの教会のそばにある小さなシャトーのグラン・ヴァンです。メルロー主体にカベルネ・フランを加えて造られます。1983年からドゥニ・デュラントゥ氏が造りを率いて評価を高め、2020年の同氏の死去後は娘のノエミ氏とコンスタンス氏が引き継いでいます。

  • 凝縮
  • 奥行き
  • 長期熟成型
  • 希少
この記事の目次

どんなワインか

シャトー・レグリーズ・クリネは、ボルドー右岸ポムロールのシャトーが造る赤のグラン・ヴァンです。「レグリーズ」はフランス語で教会のことで、英国の取扱商ジャスティーノ&ブルックスは、ポムロールの教会の周りに広がる約4.5ヘクタールの砂利と粘土の畑から造られると紹介しています。ポムロールには公式の格付けがありませんが、同社はボルドーでも特に奥行きがあり長く熟成するワインの一つと評しています。

一族は長く畑を所有しながら、40年以上にわたって隣のクロ・ルネのピエール・ラセールに貸していたと伝えられます。1982年にドゥニ・デュラントゥ氏が加わり、翌1983年に全面的に造りを引き継ぎました。同氏は2020年5月に亡くなり、いまは娘のノエミ氏とコンスタンス氏がシャトーを継いでいます。

畑と造り

この記事は、生産者の公式サイトを確認できなかったため、取扱商や専門メディアの資料で書いています。英国のワイン評論サイト、ザ・ワイン・ドクターによると、植えられているのはメルローが約85%、カベルネ・フランが約14%で、わずかにマルベックも残ります。1935年に植えられ、1956年の大寒波を生き延びたカベルネ・フランの区画もあるとされます。一方でデュラントゥ氏の代に、畑の半分近くが植え替えられたとも伝えています。

Fine + Rare Winesの取材記事によると、発酵は25〜26℃を超えないよう低めの温度で進めます。樽は主にダルナジュー、一部をタランソーの工房から仕入れていると紹介されています。資料によって畑の面積や品種の比率に違いがあるため、数字は目安と考えてください。

飲み頃と楽しみ方

生産者の公式な飲み頃の目安は確認できませんでした。若い年はデキャンタで空気に触れさせるのが無難です。同じポムロールで名前の似たシャトー・クリネは、カベルネ・ソーヴィニヨンを植えている別のシャトーです。比べて飲むと、ポムロールの造りの幅が見えてきます。

※品種構成・熟成条件・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は販売店などでご確認ください。

シャトー・レグリーズ・クリネの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

シャトー・レグリーズ・クリネの

ワイン情報

名称シャトー・レグリーズ・クリネChâteau L'Église-Clinet
生産者シャトー・レグリーズ・クリネ(デュラントゥ家)
位置づけグラン・ヴァン
種類赤
国・地域フランス/ボルドー/ポムロール
原産地呼称AOCポムロール
格付け格付けなし(ポムロールには公式の格付けがない)
主な品種メルロー、カベルネ・フラン
畑グラン・ヴァンは教会周辺の砂利と粘土の土壌、約4.5ha(英国の取扱商ジャスティーノ&ブルックスの紹介)。ザ・ワイン・ドクターは、ほかにラ・グラーヴ・ア・ポムロール近くの約1.5haがあり、セカンドワインに使うとしている
古木1935年に植えられ、1956年の大寒波を生き延びたカベルネ・フランの区画が残るとされる(ザ・ワイン・ドクター)
醸造発酵は25〜26℃を超えないように低めに保つ。樽は主にダルナジュー、一部タランソー(Fine + Rare Winesの取材記事)
造り手一族は40年以上、隣のクロ・ルネのピエール・ラセールに畑を貸していた。ドゥニ・デュラントゥ氏が1982年に加わり、翌1983年に全面的に引き継ぐ。同氏は2020年5月に死去し、娘のノエミ氏とコンスタンス氏が継ぐ
飲み頃の温度16〜18℃前後(一般的な目安)
グラスボルドー型の大ぶりなグラス
飲み頃の目安生産者の公式な飲み頃の目安は確認できなかった。若い年はデキャンタで空気に触れさせるのが無難
価格帯の目安3〜10万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

名前の「レグリーズ」とはどういう意味ですか?
フランス語で「教会」の意味です。英国の取扱商ジャスティーノ&ブルックスは、グラン・ヴァンの畑がポムロールの教会の周りの砂利と粘土の土壌に広がると紹介しています。同じポムロールには、名前の似たシャトー・クリネもありますが、別のシャトーです。
セカンドワインはありますか?
「ラ・プティット・エグリーズ」があります。取扱商の紹介では、砂の多い土の約1.5ヘクタールの畑から造られます。取材記事では、このワイン用の区画は植え替えの最中と伝えられていました。

出典・確認日

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-10-15 / 編集: Vinotier編集部