グラン・ヴァン シャトー・グリュオ・ラローズは、サン=ジュリアンの1855年メドック格付け第2級シャトーが造るグラン・ヴァンです。1725年の創設以来4つの家が受け継ぎ、「王のワイン、ワインの王」を標語に掲げてきました。82haの畑はカベルネ・ソーヴィニヨンが中心で、2024年はフランス産オーク樽(新樽95%)で18か月熟成されます。
この記事の目次
どんなワインか
シャトー・グリュオ・ラローズは、ボルドー左岸メドック地区のサン=ジュリアン村にある、1855年メドック格付け第2級シャトーのグラン・ヴァンです。公式サイトは「王のワイン、ワインの王」という標語を掲げています。
公式サイトによると、シャトーの創設は1725年。それ以来、グリュオ家とラローズ家、バルゲリ家とサルジェ家、コルディエ家、メルロー家という4つの家がこの地を受け継いできました。現在の所有者はジャン・メルロー氏で、醸造コンサルタントにはエリック・ボワスノ氏の名前が挙がっています。
畑と造り
畑は82ヘクタール(うち4.77ヘクタールは休ませている土地)。土壌は60万年以上前に積もったガロンヌ川の砂利で、砂利の段丘にはカベルネ・ソーヴィニヨン、砂や粘土が混じる低い斜面にはメルローが植えられています。植栽はカベルネ・ソーヴィニヨン64%・メルロー30%・カベルネ・フラン4%・プティ・ヴェルド2%で、平均樹齢は49年です。
2019年に有機栽培への転換を始め、2022年ヴィンテージで認証を受けました。ビオディナミの主な考え方も取り入れていて、冬は300頭の羊が畝の間の草を食みます。収穫は手摘みで、畑と選果台で人の手による選別をしたあと、光学式の選果機にもかけます。
仕込みは55〜130ヘクトリットルの温度管理された木製の発酵槽で、区画ごとに行います。2024年は木目の細かいフランス産オーク樽で18か月熟成し、新樽の比率は95%でした。同じ年のブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン81%・メルロー17%・カベルネ・フラン2%です。
飲み頃と楽しみ方
しっかりした骨格を持つ長期熟成型のワインとされます。公式は飲み頃の年数を示していないので、若い年は早めにデキャンタに移して空気に触れさせるとよいでしょう。同じ村の第2級レオヴィル・バルトンや、同じ村の第4級タルボと飲み比べるのも楽しみ方の一つです。公式サイトには、グラン・ヴァンと並ぶもう一つのワインとして「サルジェ」も載っています。
※品種構成・熟成条件・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
シャトー・グリュオ・ラローズの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・グリュオ・ラローズの
ヴィンテージ
| 2024 | カベルネ・ソーヴィニヨン81%・メルロー17%・カベルネ・フラン2%。収穫は9月27日から。アルコール12.39%。冬の記録的な雨とべと病に苦しんだ年(公式の技術資料) |
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シャトー・グリュオ・ラローズの
ワイン情報
| 名称 | シャトー・グリュオ・ラローズChâteau Gruaud Larose |
| 生産者 | シャトー・グリュオ・ラローズ(ジャン・メルロー氏) |
| 位置づけ | グラン・ヴァン |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ボルドー/メドック |
| 原産地呼称 | AOCサン=ジュリアン |
| 格付け | 1855年メドック格付け 第2級 |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
| 畑 | 82ha(うち4.77haは休閑地)。60万年以上前に積もったガロンヌ川の砂利。平均樹齢49年、植栽密度6,667〜10,000本/ha |
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| 植栽 | カベルネ・ソーヴィニヨン64%・メルロー30%・カベルネ・フラン4%・プティ・ヴェルド2% |
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| 醸造と熟成 | 55〜130hlの温度管理された木製の発酵槽で区画ごとに仕込み、醸し20〜30日。フランス産の木目の細かいオーク樽で18か月(新樽95%、2024年の技術資料) |
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| 栽培 | 2019年に有機栽培への転換を始め、2022年ヴィンテージで認証。ビオディナミの主な考え方も取り入れ、冬は300頭の羊が畝間の草を食む |
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| 所有 | 1725年の創設以来、グリュオ家とラローズ家、バルゲリ家とサルジェ家、コルディエ家、メルロー家の4つの家が受け継ぐ。現在の所有者はジャン・メルロー氏 |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 長期熟成型とされる。公式は具体的な飲み頃の年数を示していないため、若い年はデキャンタで空気に触れさせるのが無難 |
| 価格帯の目安 | 約1.5万〜2万円(ヴィンテージで変動) |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「王のワイン、ワインの王」とは何ですか?
グリュオ・ラローズが掲げている標語です。公式サイトには「Le Vin des Rois, le Roi des Vins(王のワイン、ワインの王)」と書かれています。由来の詳しい説明は公式サイトにはないため、ここではシャトー自身の標語として紹介するにとどめます。
セカンドワインはありますか?
公式サイトには、グラン・ヴァンと並んで「サルジェ」が載っています。サルジェ家は、グリュオ・ラローズを受け継いできた4つの家の一つとして公式に名前が挙がっています。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-13 / 編集: Vinotier編集部