本文へ移動
ワインガイド Vinotier マイリスト
ワインを探す / 赤・ボルドー

シャトー・カノン・ラ・ガフリエール

Château Canon La Gaffelière / ヴィニョーブル・コント・フォン・ナイペルグ

PRこのページは広告を含みます(方針)

グラン・ヴァン

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールは、サン=テミリオンの中世の村の南、斜面の裾に19.5ヘクタールの畑を持つシャトーです。1971年からドイツの名門フォン・ナイペルグ家が所有し、2022年のサン=テミリオン格付けでも第1特別級に名を連ねました。メルローとカベルネがほぼ半分ずつという、この産地では珍しい植栽の一本です。

  • メルローとカベルネの均衡
  • 有機栽培
  • 粘土石灰質の畑
  • エレガント
この記事の目次

どんなワインか

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールは、ボルドー右岸サン=テミリオンのシャトーです。中世の村の南、斜面の裾に畑があり、2022年に改定されたサン=テミリオン格付けでも**第1特別級(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)**に選ばれました。名前が似ていますが、同じ第1特別級のシャトー・カノンとは別のシャトーです。

所有するのは、ドイツ・ヴュルテンベルクに12世紀から続くフォン・ナイペルグ家です。公式によると、1971年にジョゼフ=ユベール・フォン・ナイペルグ伯爵がこのシャトーを取得。1983年に息子のステファン・フォン・ナイペルグがサン=テミリオンに移り住み、1985年から運営を担ってきました。同家はサン=テミリオンのラ・モンドット、クロ・ド・ロラトワールなども手がけています。

畑と造り

畑の土は粘土石灰質で、斜面の裾は粘土砂質。公式は、水はけがよく温まりやすい土のため、ぶどうが早く熟し、カベルネがよく育つと説明しています。そのため植栽は**メルロー50%・カベルネ・フラン40%・カベルネ・ソーヴィニヨン10%**と、メルロー主体が多いサン=テミリオンでは珍しい均衡です。公式は、カベルネがメルローの豊かさに力強さと香りの複雑さを加え、エレガントで繊細なワインになるとしています。

収穫は手摘みで、除梗の前後に二度選果します。木製の槽で28〜35日かけて醸し、澱とともに樽で15〜18か月熟成。公式によると、2014年に同家のラ・モンドットとともに、第1特別級として最初に有機(AB)認証を受けました。年ごとの資料を見ると、2017年の収量は1haあたり16hlと少なく、2022年は47hlと、天候による差の大きさもわかります。

飲み頃と楽しみ方

公式は、気品があり、骨格がしっかりして、純粋でエレガントなワインと紹介しています。若いヴィンテージは早めに抜栓し、デキャンタで空気に触れさせてから大ぶりのグラスで。カベルネ・フランの比率が高い年は、メルロー主体のサン=テミリオンと飲み比べると違いがわかりやすい一本です。産地全体はサン=テミリオンで紹介しています。

※畑の面積・植栽比率・熟成は公式サイトの記載時点の情報です。品種の比率は年により変わります。

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールの

ヴィンテージ

2023公式によると、収穫は9月20日〜29日、収量1haあたり35hl。メルロー35%・カベルネ・フラン45%・カベルネ・ソーヴィニヨン20%と、カベルネが過半を占めた。75%を樽(新樽40%)、25%を木製とコンクリートの槽で15か月熟成。アルコール度数13.5%。
2022公式によると、収穫は9月6日〜22日、収量1haあたり47hl。メルロー50%・カベルネ・フラン35%・カベルネ・ソーヴィニヨン15%。新樽40%で15か月熟成。アルコール度数14%。
2017公式によると、収量は1haあたり16hlと少ない年。メルロー60%・カベルネ・フラン30%・カベルネ・ソーヴィニヨン10%。新樽55%で15か月熟成。

シャトー・カノン・ラ・ガフリエールの

ワイン情報

名称シャトー・カノン・ラ・ガフリエールChâteau Canon La Gaffelière
生産者ヴィニョーブル・コント・フォン・ナイペルグ
位置づけグラン・ヴァン
種類赤
国・地域フランス/ボルドー/リブルネ(サン=テミリオン)
原産地呼称AOCサン=テミリオン・グラン・クリュ
格付けサン=テミリオン格付け(2022年) 第1特別級(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ)
主な品種メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
所有1971年にジョゼフ=ユベール・フォン・ナイペルグ伯爵が取得。1983年にステファン・フォン・ナイペルグがサン=テミリオンに移り、1985年から運営を担う(公式)
畑サン=テミリオンの村の南、斜面の裾。粘土石灰質、裾の部分は粘土砂質で、水はけがよく温まりやすい。生産面積19.5ha、平均樹齢約50年(公式)
植栽メルロー50%・カベルネ・フラン40%・カベルネ・ソーヴィニヨン10%。公式はメルローとカベルネの均衡を「この産地では珍しい構成」と説明
造り手摘み、除梗の前後で二度の選果。温度管理した木製の槽で28〜35日かけて醸し、マロラクティック発酵と熟成は澱とともに樽で(新樽は最大80%)。熟成は年により15〜18か月(公式)
有機認証アグリキュルチュール・ビオロジック(AB)認証。公式によると2014年に、第1特別級の中でもいち早く認証を受けた
飲み頃の温度16〜18℃前後(赤の一般的な目安)
グラスボルドー型の大ぶりなグラス
飲み頃の目安公式は具体的な飲み頃の年を示していない。若い年はデキャンタで空気に触れさせるのが無難
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

シャトー・カノンとは同じシャトーですか?
別のシャトーです。どちらもサン=テミリオンの第1特別級で、2022年の格付けにもそろって名を連ねていますが、所有者も畑も異なります。カノン・ラ・ガフリエールはフォン・ナイペルグ家のシャトーで、村の南の斜面の裾に畑があります。名前の似た「シャトー・ラ・ガフリエール」も別のシャトーです。
品種の比率は毎年同じですか?
いいえ。畑の植栽はメルロー50%・カベルネ・フラン40%・カベルネ・ソーヴィニヨン10%ですが、公式の年ごとの資料では、2022年はメルロー50%、2023年はメルロー35%でカベルネ・フランが45%と、年によって大きく変わります。新樽の比率も、2019年は60%、2022年と2023年は40%でした。

出典・確認日

5件

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

同じ産地・種類の

ほかの銘柄

最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部