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日本のワイナリー

ヴィニョブル安曇野 ドメーヌ・ヒロキ

domaine-hiroki / 創業 2020年
産地
長野県北安曇郡池田町
訪問
試飲・ショップ
代表銘柄
ルヴェ・デュ・ソレイユ・メルロー ジュピター
どんなワイナリー?

ドメーヌ・ヒロキは、長野県北安曇郡池田町にある、町で初めてのワイナリーです。運営は株式会社ヴィニョブル安曇野で、公式サイトによれば会社は2008年に合同会社として設立され、醸造所は2020年3月に完成、同年7月11日に売店を開きました。代表は横山弘樹さん。北アルプスを西に望む中山間地の畑で、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、メルローなどを育てています。直営ショップは土日祝のみの営業で、長野県の観光サイトでは試飲は有料とされています。

この記事の目次

池田町で初めてのワイナリー

ドメーヌ・ヒロキは、長野県北安曇郡池田町大字会染24455-2にあるワイナリーです。運営は株式会社ヴィニョブル安曇野。公式サイトでは、北アルプスを西に望み、その対面になだらかに広がる池田町の中山間地と紹介されています。JA長野県グループの記事によれば、近くには「あづみの池田クラフトパーク」があり、北アルプスとぶどう畑、田んぼを見渡せる場所です。

池田町は2018年3月に国のワイン特区に認定され、小さな規模でも醸造免許を取りやすくなりました。ドメーヌ・ヒロキはその後にできた町で初めてのワイナリーで、公式サイトによれば醸造所は2020年3月に完成し、7月11日に売店を開きました。長野県北アルプス地域振興局のブログでも、同年7月の開所式の様子が紹介されています。

契約栽培から、自分たちのワインへ

公式サイトの会社概要によれば、会社の始まりは2008年4月に横山嘉道さんが設立した合同会社ヴィニョブル安曇野です。嘉道さんはJAの園芸指導員だった人で、池田町でワイン用ぶどうの栽培を先導してきたとされます。2012年に株式会社となり、息子の横山弘樹さんが代表取締役に就きました。弘樹さんは東京で働いたのち地元に戻り、松本のソムリエのもとで約3年ワインを学んだと紹介されています。

2009年からは大手ワイナリーとの契約でシャルドネとメルローを育て、2017年からは別の契約でソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランも植えました。NAGANO WINEオフィシャルサイトの2021年の記事では、メルシャンのシャトー・メルシャン安曇野シリーズ向けに約2ha、サッポロビール向けに約1haの契約があり、自社醸造用の畑は町が2017年に整備した鵜山地区の約2haとされていました。

開業した2020年は、自社醸造用のぶどうがまだ若かったため、売店に並べるワインは委託醸造でまかないました。公式サイトによれば、すべて自社で醸造したワインが初めて完成したのは2021年4月で、ソーヴィニヨン・ブラン2020、ソーヴィニヨン・ブラン エレガン2020、ロゼ2020、龍眼2020が最初の顔ぶれでした。醸造責任者は、安曇野ワイナリーで10年以上の経験を持つ内川雄一郎さんと紹介されています。

畑と品種

公式サイトによれば、管理する畑は約5haで、年間の生産量は750ml換算で13,500〜15,000本ほどです。北アルプスから吹き下ろす風が通り、昼夜の寒暖差が大きく、斜面の畑は水はけがよいとされます。

ソーヴィニヨン・ブランは、収穫の時期を変えた2本を造り分けているのが特徴です。2021年の記事によれば、通常の「ソーヴィニヨン・ブラン」はフレッシュな果実味の軽快なタイプ、遅めに摘んだ「エレガン」は香りが華やかで厚みのあるタイプとされます。造りの考え方について、公式サイトは、ぶどうの個性を無理なく引き出すワインを目指すと述べています。

代表的なワインと受賞

山梨県が公開している日本ワインコンクール2022の受賞リストでは、ルヴェ・デュ・ソレイユ 2020が欧州系品種・赤部門で金賞を受けています。開業から3年目での受賞でした。同じ年には、自社畑のメルローだけで造るメルロー ジュピター 2020が銀賞を受けたと報じられています。

公式サイトの商品ページによれば、日本ワインコンクール2025ではソーヴィニヨン・ブラン メルキュール 2023が金賞、メルロー ジュピター 2023が銀賞、シャルドネ ヴェニュス 2023が銅賞でした。上級の銘柄には、ジュピター(木星)やメルキュール(水星)、ヴェニュス(金星)、ユラニュス(天王星)といった惑星の名前がフランス語で付けられています。ほかにラ・ヌーヴェル・リュンヌ、メルロー ロゼ、プティ・ヴェルド ユラニュスなども並びます。

直営ショップと試飲

公式サイトと長野県の観光サイト「Go NAGANO」によれば、アルプスを望む直営ショップの営業は土日祝の10:00〜17:00で、平日は休みです。2021年の記事では月曜休みとされていたため、営業日が変わった可能性があります。Go NAGANOでは試飲は有料とされ、2021年の記事では30mlで150円からと紹介されていました(当時の情報)。予約は必須ではありませんが、来訪前に電話(0261-25-0024)をしておくと確実と案内されています。

見学については、Go NAGANOで「工場見学・体験」の分類に入っているものの、常設のプログラムや料金は確認できませんでした。レストランや宿泊施設はありません。ワインは公式のオンラインショップでも買えます。

行き方

Go NAGANOによれば、車なら長野自動車道の安曇野ICから約25分です。電車の場合は、JR大糸線の安曇追分駅からタクシーで約8分、信濃松川駅や篠ノ井線の明科駅からはタクシーで約15分とされています。路線バスの案内は確認できませんでした。公式サイトによれば、県道大町明科線から北アルプス展望美術館へ向かう道の北側にあります。駐車場は台数が限られ、近くの市民農園の駐車場も使えると案内されています。

安曇野の安曇野ワイナリーや、松本平の山辺ワイナリー、GAKUFARM & WINERYと組み合わせて回ることもできます。長野の産地の全体像は産地:長野と第72講 長野完全編、ワイナリーを訪ねるときの心得は第51講 ワイナリー訪問で整理しています。

よくある質問

ドメーヌ・ヒロキはどんなワイナリー?
長野県北安曇郡池田町にある、町で初めてのワイナリーです。運営は株式会社ヴィニョブル安曇野で、公式サイトによれば2008年に合同会社として設立され、醸造所は2020年3月に完成、同年7月11日に売店を開きました。もとは大手ワイナリーの契約栽培農家としてぶどうを育ててきた横山さん親子が、自分たちのワインを造るために開いたワイナリーです。
試飲はできる?予約は要る?
長野県の観光サイト「Go NAGANO」によれば、試飲は有料です。予約は必須ではありませんが、公式サイトでは来訪前に電話(0261-25-0024)をすると確実とされています。直営ショップの営業は土日祝の10:00〜17:00で、平日は休みです。
行き方と駐車場は?
Go NAGANOによれば、車なら長野自動車道の安曇野ICから約25分です。電車の場合は、JR大糸線の安曇追分駅からタクシーで約8分、信濃松川駅や篠ノ井線の明科駅からはタクシーで約15分とされています。ワイナリーの駐車場は台数が限られ、近くの市民農園の駐車場も使えると案内されています。

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最終更新: 2026-10-26 / 編集: Vinotier編集部