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日本のワイナリー

La belle vigne(ラ・ベルヴィーニュ)

belle-vigne
産地
山梨県甲州市勝沼町
訪問
ショップ
代表銘柄
甲州 樽発酵・甲州
どんなワイナリー?

La belle vigne(ラ・ベルヴィーニュ)は、山梨県甲州市勝沼町の勝沼ワイン村にある、株式会社ラベルヴィーニュのワイナリーです。公式サイトは自らを「勝沼の河原にある小さなワイナリー」と紹介し、自然との調和を考えて土をつくり、ワインにもなるべく負荷をかけずに醸造するとしています。屋外のショップは土日祝が中心で、訪問には事前の連絡が求められています。

この記事の目次

勝沼の河原の、小さなワイナリー

La belle vigne(ラ・ベルヴィーニュ)は、山梨県甲州市勝沼町勝沼2561-8にあるワイナリーです。運営は株式会社ラベルヴィーニュで、公式サイトの会社概要では代表者は後藤真弓さん、事業内容は「ワイナリー、農産物の生産加工販売等」。日本ワイン.jpが2021年に勝沼ワイン村を取材した記事では、醸造家の後藤さんが話を聞かれています。

公式サイトの冒頭には「勝沼の河原に小さなワイナリーを作りました」とあります。名前は、フランス語で「美しい、素敵な、見事な」を意味するbelleと、「ぶどう」を意味するvigneから。栽培には低農薬、無農薬、ビオディナミ、有機栽培、リュットレゾネとさまざまな考え方があるとしたうえで、土づくりから自然との調和を考え、ワインにも負荷をかけず「ぶどうの延長で育てるように」醸造していく――というのが、公式サイトの書く方針です。

公式ブログの記録をさかのぼると、2020年9月の投稿で前年(2019年)のデラウェアとアジロンダックに触れており、2021年2月には、マスカット・ベーリーAと甲州の2020年産がGI Yamanashiを取得したことを報告し、同じ月にネットでの販売も始めています。

塩山、勝沼、河口湖、明野の畑から

ワインの説明からは、ぶどうの産地が県内の複数の地域にまたがっていることがわかります。

2023年9月のお知らせによれば、ワイナリーを始める前に最初にぶどう栽培に関わったのが河口湖のピノ・ノワールの畑でした。借り受けた畑も合わせて2022年に初めてピノ・ノワールのワインを仕込み、2023年に販売を始めています。ラベルには、その畑と畑から望む富士山の絵が描かれているそうです。2021年2月のお知らせでは、巨峰が植えてあった山ぎわの畑を借り受け、アジロンダックに切り替えるために枝を継いだこと、カラスやスズメバチに実を食べられた苦労も綴られています。

主な銘柄

公式サイトの「販売中のワイン」から、主な銘柄を挙げます(価格は公式サイトに記載なし)。

  • 『Delaware 2023』 ── 甲州市塩山産の完熟デラウェアのみ。無補糖・天然酵母で醸し、ノンフィルターで瓶詰めした辛口
  • 『甲州 樽発酵 2022』 ── 勝沼産の甲州のみ。天然酵母で樽発酵。GI Yamanashi。緑の瓶
  • 『甲州 2022』 ── 甲州市塩山産の甲州のみ。ノンフィルターで瓶詰めした辛口。GI Yamanashi。透明の瓶
  • 『MuscatBailey A Rose Pettilant 2022』 ── 塩山産マスカット・ベーリーAのセニエ果汁を無補糖・天然酵母で醸し、瓶内二次発酵で仕上げた微発泡の辛口(スパークリングワイン)
  • テロワールシリーズ『河口湖ピノ』2022 ── 富士河口湖町大石のピノ・ノワールのみ
  • テロワールシリーズ『明野』2022 ── 北杜市明野産のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを50%ずつ
  • テロワールシリーズ『シャルドネ』2022 ── 北杜市明野産のシャルドネを半年間樽で熟成

このほか、2021年のお知らせでは、明野産カベルネ・ソーヴィニヨン75%と勝沼産マスカット・ベーリーA25%を合わせて半年樽で熟成させた『Selection Rouge 2020』の発売も告知されていました。甲州のラベルは2022年から百舌鳥(もず)のイラスト入りに変わっています。委託醸造や、記念日のオリジナルラベル、PB商品の相談にも応じるとしています。

訪ねる:週末の屋外ショップ、まず連絡を

公式サイトによれば、土・日・祝日を中心に、ワイナリー併設の屋外ショップを開けています。ただし、土日はワイナリーにいることが多いものの、工場や畑の作業で対応できないこともあるため、来店前に電話かメールで連絡してほしいとしています。

  • 電話:050-6863-8205
  • メール:info@belle-vigne.net
  • 電車:JR中央本線 勝沼ぶどう郷駅からタクシーで7〜8分(1,200円程度)、JR塩山駅(特急停車駅)からタクシーで約10分
  • 車:中央道 勝沼ICから勝沼バイパスを甲府方面へ、下岩崎交差点(2つ目の信号)を右折し、「ぶどう橋」を渡ってすぐ右折して約300m

営業時間、試飲の有無、駐車場については公式サイトでは確認できませんでした。ワイナリーにいないときは、勝沼ワイン村売店、JAフルーツ山梨フルーツ直売所勝沼店、ぶどうの丘でも一部のワインが買えると案内されていますが、それぞれの営業状況の確認も求めています。

なお、公式サイトのお知らせは2023年9月21日の更新が最後で、最新の情報はInstagram(bellevigne510)で出すとしています。そのInstagramには2026年10月にも投稿があり、活動は続いているとみられますが、銘柄の在庫や週末の営業は時期で変わります(2026年11月1日に公式サイトで確認)。訪問のマナーは第51講 ワイナリー訪問にまとめています。

勝沼ワイン村の一軒として

公式サイトは、勝沼ワイン村を「弊社を含め8つのワイナリーが集合」した場所と紹介しています。日本ワイン.jpの記事によれば、ワイン村は2020年7月にグランドオープンしました。同じ村には、定年後に故郷へ戻った家族が営むNikkawaワイナリー(SUN BROOK)もあります。

勝沼の甲州だけでなく、塩山のデラウェア、河口湖のピノ・ノワール、明野の欧州系品種と、山梨の中の異なる土地のぶどうを一つの小さな醸造所で仕込み、「テロワールシリーズ」として名前を分けている点が、この造り手の輪郭です。山梨の産地の広がりは第70講 山梨完全編、日本各地の産地は第9講 日本ワイン産地巡りで、国産ぶどうだけで造る「日本ワイン」の定義は用語:日本ワインでたどれます。

La belle vigne(ラ・ベルヴィーニュ)のよくある質問

La belle vigne(ラ・ベルヴィーニュ)はどんなワイナリー?
山梨県甲州市勝沼町の勝沼ワイン村にある小さなワイナリーです。運営は株式会社ラベルヴィーニュで、公式サイトの会社概要では代表者は後藤真弓さん。「belle」はフランス語で「美しい、素敵な、見事な」、「vigne」は「ぶどう」の意味だと公式サイトは説明しています。
ワイナリーを訪ねることはできる?
公式サイトによれば、土・日・祝日を中心にワイナリー併設の屋外ショップを開けています。ただし工場や畑の作業で対応できないこともあるため、来店前に電話(050-6863-8205)かメール(info@belle-vigne.net)で連絡してほしいとしています。営業時間や試飲の有無は公式サイトに書かれていません。
どんなワインを造っている?
公式サイトの販売中のワインには、甲州市塩山産の完熟デラウェアを無補糖・天然酵母で醸しノンフィルターで詰めた「Delaware 2023」、勝沼産の甲州を天然酵母で樽発酵させた「甲州 樽発酵 2022」(GI Yamanashi)、富士河口湖町大石の畑のピノ・ノワールによる「河口湖ピノ」2022、北杜市明野産のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを半分ずつ合わせた「明野」2022などが並んでいます。
ワイナリー以外で買える場所は?
公式サイトでは、勝沼ワイン村売店、JAフルーツ山梨フルーツ直売所勝沼店、ぶどうの丘で一部のワインを扱っていると案内しています。公式のオンラインショップ(BASE)もありますが、2026年11月1日時点では2021年産など一部の銘柄の掲載にとどまっていました。
電車で行ける?
公式サイトのアクセス案内では、JR中央本線の勝沼ぶどう郷駅からタクシーで7〜8分(1,200円程度)、特急が停まるJR塩山駅からタクシーで約10分です。
いまも営業している?
公式サイトのお知らせは2023年9月21日の更新が最後で、最新の情報はInstagram(bellevigne510)で発信するとしています。そのInstagramには2026年10月にも投稿があります。訪ねる前に、電話かメールで確かめてください。

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最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部