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ヴィットマン モルシュタイン リースリング トロッケン GG

Weingut Wittmann Morstein Riesling Trocken Grosses Gewächs / ヴィットマン(ヴァイングート・ヴィットマン)

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単一畑

モルシュタイン リースリング トロッケン GGは、ラインヘッセンのヴィットマンが、1282年に初めて記録されたヴェストホーフェン最古の畑モルシュタインで造る辛口のリースリングです。南向きの斜面の中ほど、標高180〜240メートルの区画で、土は石灰岩を含む重い粘土質の泥灰土。2004年からビオディナミで育てています。

  • 辛口
  • 石灰岩と泥灰土
  • 張りのある酸
  • 凝縮感
  • 長期熟成型
この記事の目次

どんなワインか

ヴィットマンは、ラインヘッセンのヴェストホーフェン村の家族経営の醸造所です。VDP(ドイツ高品質ワイン醸造所連盟)の紹介によると、オーナーで醸造責任者を務めるのはフィリップ・ヴィットマン。VDPには1999年から加盟しています。公式サイトによれば、1990年にすべての畑を有機栽培に切り替え、ドイツの有機の先駆けのひとつになりました。2004年からはビオディナミで畑を育て、自家製の堆肥で土の力を保っています。

その最上位の畑のひとつがモルシュタインです。公式の技術資料によると、標高280メートルの台地に沿って真南を向く斜面で、1282年に初めて記録された、ヴェストホーフェンで最も古い単一畑です。ヴィットマンは、ここをアウレルデやキルヒシュピールと並ぶVDP.グローセ・ラーゲとして扱い、辛口の最上位「グローセス・ゲヴェックス(GG)」を造っています。

国内の販売店では「モアシュタイン」と書かれることも多い一本です。

畑と造り

GGに使うのは、斜面の中ほどにある標高180〜240メートルの区画で、傾斜は20%。土は主に重い粘土質の泥灰土で、上層に石灰岩が積もり、下には養分とミネラルを支える多孔質の石灰岩の層が広がります。急な粘板岩の斜面が多いモーゼルとは、土の成り立ちがまったく違います。

公式サイトによると、ぶどうは手摘みで、何度かに分けて選びながら収穫します。醸造所でもう一度選り分けてやさしく搾り、果汁は重力で地下6メートルのセラーへ。発酵は土地の酵母だけで、ゆっくり進めます。熟成の場所は1829年に造られた丸天井のセラー。温度と湿度の安定したなかに80の木樽が並び、最も古い樽は1890年のもの。ひとつの樽には、ひとつの区画のぶどうだけを入れています。公式の技術資料は、グローセ・ラーゲのワインを、土地の個性と熟成の力に優れるワインと説明しています。

飲み頃と楽しみ方

若いうちは酸と凝縮感が強く、時間をかけて開いていく辛口です。冷やしすぎず、大きめのグラスで。白身魚のソテーや豚のロースト、香りの穏やかなチーズと合わせる夜に。

ドイツの辛口の最上位を並べるなら、ラインガウのロバート・ヴァイル グレーフェンベルク、ナーエのドンホフ ヘルマンスヘーレと比べてみるのも一案です。

ヴィットマン モルシュタイン リースリング トロッケン GGの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

ヴィットマン モルシュタイン リースリング トロッケン GGの

ヴィンテージ

2024公式の技術資料では、アルコール12.0%。
2022公式の技術資料では、アルコール13.0%。

ヴィットマン モルシュタイン リースリング トロッケン GGの

ワイン情報

名称ヴィットマン モルシュタイン リースリング トロッケン GGWeingut Wittmann Morstein Riesling Trocken Grosses Gewächs
生産者ヴィットマン(ヴァイングート・ヴィットマン)
位置づけ単一畑
種類白
国・地域ドイツ/ラインヘッセン(ヴェストホーフェン)
原産地呼称ラインヘッセン
格付けVDP グローセス・ゲヴェックス(VDP.グローセ・ラーゲ。VDPの格付けで、ワイン法の区分ではない)
主な品種リースリング
畑モルシュタイン(VDP.グローセ・ラーゲ)。標高280mの台地に沿う真南向きの斜面で、ヴェストホーフェン最古の単一畑(1282年に初出)。GGの区画は斜面の中ほど、標高180〜240m、傾斜20%(公式サイト・技術資料)
土壌主に重い粘土質の泥灰土で、上層に石灰岩の堆積。下は多孔質の石灰岩層(公式技術資料)
栽培1990年から有機認証、2004年からビオディナミ。手摘みで、何度かに分けて選んで収穫(公式サイト)
醸造選果してやさしく搾り、果汁は重力で地下6mのセラーへ。発酵は土地の酵母だけで、ゆっくり。1829年築の丸天井のセラーで、80の木樽(最も古いものは1890年)に区画ごとに分けて熟成(公式サイト)
飲み頃の温度10〜12℃前後(辛口リースリングの一般的な目安)
グラス白ワイン用の中〜大ぶりのグラス
飲み頃の目安公式は、グローセ・ラーゲのワインは土地の個性と熟成の力に優れるとしている。若い年は時間をかけて開けたい
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

「モルシュタイン」と「モアシュタイン」は同じワインですか?
同じ畑、同じワインです。ドイツ語の Morstein をカタカナにするとき、国内の販売店では「モアシュタイン」と書かれることが多く、このページでは「モルシュタイン」と書いています。ラベルの「MORSTEIN」「Grosses Gewächs」または「GG」が目印です。
ラインヘッセンのGGは、ほかの産地とどう違いますか?
ヴィットマンの技術資料によると、モルシュタインの土は重い粘土質の泥灰土に石灰岩がまじり、下には多孔質の石灰岩の層が広がります。粘板岩の急斜面が多いモーゼルや、千枚岩のラインガウとは土の成り立ちが違います。比べるなら、<a href="/select/wines/robert-weil-graefenberg-gg.html">ロバート・ヴァイルのグレーフェンベルク</a>と並べると違いがつかみやすくなります。

出典・確認日

6件

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

同じ産地・種類の

ほかの銘柄

最終更新: 2026-10-30 / 編集: Vinotier編集部