VDP.グーツヴァイン(醸造所名で出す辛口の基本のリースリング) シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンは、ラインガウでリースリングだけを育てるシュロス・フォルラーツの、醸造所名で出す辛口の白です。ステンレスタンクだけで仕込み、公式は熟したアプリコットの香りに白桃やグレープフルーツの風味が続く、軽やかな後味のワインと説明しています。合う料理には焼いた海老や帆立、牡蠣、寿司や刺身を挙げています。
- リースリング
- 辛口
- アプリコットと白桃
- ステンレスタンク
この記事の目次
どんなワインか
シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンは、ドイツ・ラインガウのシュロス・フォルラーツが、リースリングだけで造る辛口の白です。ドイツの名門醸造所団体VDPの区分では、醸造所名で出す「グーツヴァイン」にあたります。国内でも酒販店や通販で広く扱われ、寿司や魚介を並べた夜に開けやすい一本です。
シュロス・フォルラーツは、ドイツで最も古い醸造所のひとつです。公式によると、1211年にグライフェンクラウ家の人々がマインツの聖ヴィクトル修道院にワインを売った記録が残り、2011年に800周年を迎えました。育てるのはリースリングだけで、ラインガウの中心に約70ヘクタールの畑を持ちます。ぶどうの多くは手で、何度かに分けて摘み取ります。VDPの創立メンバーでもあります。
畑と造り
公式の資料によると、畑の土はタウヌス珪岩、粘板岩、石灰質のレスが混ざったもので、斜面はすべて南向きです。北側のタウヌス山地の森が冷たい風を防ぎ、ぶどうが日差しをたっぷり受けられる条件がそろっています。
仕込みはステンレスタンクだけで、樽は使いません。2022年の資料ではアルコール12.0%、残糖8.3〜8.8g/L、総酸7.2〜8.0g/Lです。残糖はやや感じられる数字ですが、しっかりした酸があるため、ドイツの基準では辛口(トロッケン)に入ります。2024年の収穫からは、タンク容量52万リットルの新しいセラーで仕込んでいます。ドイツの産地と等級は第11講 ドイツ完全編で紹介しています。
合う料理と飲み方
公式は、熟したアプリコットの香りに、白桃やグレープフルーツの風味が続き、さわやかで軽やかな後味のワインと説明しています。料理には、焼いた海老や帆立、牡蠣のような軽い魚介の料理を挙げ、寿司や刺身、セビーチェにもよく合うとしています。8〜10℃ほどに冷やし、若いうちに楽しむのが目安です。リースリングという品種は品種:リースリングで紹介しています。
シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンの
ヴィンテージ
| 2022 | 公式資料によると、とても乾いて暖かく、雨の降り方が偏った年。夏の暖かい日で葉とぶどうの生育が一気に進み、9月からの雨で収穫の時期を見極めるのが難しかったが、選り分けて健全で熟したぶどうを収穫。暑く乾いた夏を感じさせない、繊細で軽やかな、果実味のあるワインになったと説明している。 |
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シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンの
ワイン情報
| 名称 | シュロス・フォルラーツ リースリング クヴァリテーツヴァイン トロッケンSchloss Vollrads Riesling Qualitätswein trocken VDP.Gutswein |
| 生産者 | シュロス・フォルラーツ |
| 位置づけ | VDP.グーツヴァイン(醸造所名で出す辛口の基本のリースリング) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | ドイツ/ラインガウ(エストリッヒ=ヴィンケル) |
| 原産地呼称 | ラインガウ |
| 格付け | VDP.グーツヴァイン(Qualitätswein b.A.) |
| 主な品種 | リースリング |
| 区分 | VDP.グーツヴァイン。品質等級はQualitätswein b.A.、リースリング100%の辛口(公式の2022年資料) |
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| 畑 | タウヌス珪岩、粘板岩、石灰質のレスが混ざる土壌。斜面はすべて南向きで、北のタウヌス山地が冷たい風を防ぐ(公式の2022年資料) |
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| 醸造 | ステンレスタンク100%。醸造はラルフ・ベンゲルとチーム(公式の2022年資料) |
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| 分析値 | アルコール12.0%、残糖8.3〜8.8g/L、総酸7.2〜8.0g/L(公式の2022年資料。品番1120と1132の2種類の資料で数字が異なる) |
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| 栽培 | 有機認証(DE-ÖKO-006)の表示あり。2024年の収穫から、タンク容量52万リットルの新しいセラーを使用(公式) |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃(辛口のリースリングの一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ、若いうちに楽しめる(公式は熟成の目安を示していない) |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「クヴァリテーツヴァイン トロッケン」とはどういう意味ですか?
「クヴァリテーツヴァイン」はドイツの品質等級のひとつ(Qualitätswein b.A.)で、「トロッケン」は辛口のことです。生産者の資料では、このワインはドイツの名門醸造所団体VDPの区分で醸造所名を名乗る「VDP.グーツヴァイン」にあたり、リースリング100%の辛口と記載されています。
どんな料理に合いますか?
生産者は、焼いた海老や帆立、牡蠣など軽い魚介の料理を挙げ、寿司や刺身、セビーチェにもよく合うとしています。白身の刺身や塩で食べる天ぷらなど、素材の味を生かした和食と合わせやすい一本です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部