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ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム

Veuve Clicquot La Grande Dame / ヴーヴ・クリコ

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プレステージ・キュヴェ

ラ・グランダムは、ヴーヴ・クリコが例外的な年にだけ造るプレステージ・キュヴェです。名前は「シャンパーニュの偉大な女性」と呼ばれたマダム・クリコへの敬意から。最新の2018年は、彼女が好んだピノ・ノワールが90%を占め、メゾンの歴史的なクリュのぶどうで造られています。

  • ピノ・ノワール主体
  • 精緻
  • 塩味のある緊張感
  • 熟成力
この記事の目次

どんなワインか

ラ・グランダムは、ランスのヴーヴ・クリコの頂点に立つプレステージ・キュヴェです。名前は、大胆さと革新、先見性で「シャンパーニュの偉大な女性(グランダム)」と呼ばれたマダム・クリコへの敬意から付けられました。ヴーヴ・クリコの歩みはシャンパーニュのグランメゾンで紹介しています。

公式サイトは、このワインを歴史的なクリュのぶどうを組み合わせたメゾンの醸造技術の頂点であり、非常に大きな熟成力を持つと説明しています。造られるのは例外的な年だけです。

畑と造り

主役はピノ・ノワールです。マダム・クリコはこの品種を好み、「私たちの黒ぶどうは最高の白ワインを生む」と語ったと公式は紹介しています。ピノ・ノワールは育つ場所と年によって表情を変える品種で、ラ・グランダムはメゾンが古くから持つ「歴史的なクリュ」のぶどうで造られます。

最新の2018年は、このキュヴェの25番目のヴィンテージです。ピノ・ノワール90%・シャルドネ10%で、ドザージュ(仕上げの糖分)は1リットルあたり6グラムのブリュット。セラーマスターのディディエ・マリオッティは、選び抜いたピノ・ノワールの均衡と緊張感を突き詰め、上品さと精密さという独自の個性を引き出していると説明されています。2018年は、ぶどうがほぼ完璧に熟した「太陽の年」とされます。

一つ前の2015年もピノ・ノワール90%・シャルドネ10%で、ムニエは使われていません。8つの歴史的なクリュから造られ、ドザージュは同じく6グラムです。公式は、日照に恵まれた年でありながら緊張感と上品さを備え、縦に伸びるような骨格を見せるワインと説明しています。

飲み頃と楽しみ方

公式が勧める供出温度は10〜12℃で、熟成力は15年以上とされています。キリッと冷やしすぎるよりも、少し温度が上がったところで香りが開くタイプです。グラスは細いフルートより、やや大きめのものが向きます。

公式は2018年の料理として、ホタテのカルパッチョや魚介とレモンのパスタなど、海を思わせる繊細な味わいを挙げています。素材の旬を生かした野菜料理との組み合わせも、メゾンが提案するテーマです。造りの基本は第6講 シャンパーニュ完全編、ほかの泡との比較は第13講 スパークリング大全でどうぞ。

※初ヴィンテージの年は公式サイトで確認できなかったため記載していません。品種構成・価格はヴィンテージや時期により変わります。

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムの

ヴィンテージ

201825番目のヴィンテージ。ぶどうがほぼ完璧に熟した「太陽の年」とされ、深く精緻で、塩味を帯びた緊張感があると公式は説明
2015日照に恵まれた年。歴史的なクリュのピノ・ノワールによる、緊張感と上品さを備えた縦に伸びるワインと公式は説明

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムの

ワイン情報

名称ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムVeuve Clicquot La Grande Dame
生産者ヴーヴ・クリコ
位置づけプレステージ・キュヴェ
種類スパークリング
国・地域フランス/シャンパーニュ/ランス
原産地呼称AOCシャンパーニュ
主な品種ピノ・ノワール、シャルドネ
名前の由来大胆さと革新、先見性で「シャンパーニュの偉大な女性」と呼ばれたマダム・クリコへの敬意
2018年の構成ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%。ドザージュ6g/L(ブリュット)
2015年の構成ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%、ムニエ0%。8つの歴史的なクリュ。ドザージュ6g/L
畑メゾンの歴史的なクリュ(Historical crus)のブレンド
熟成力15年以上(公式。2018年・2015年)
最新のヴィンテージ2018年。このキュヴェの25番目のヴィンテージ
飲み頃の温度10〜12℃(公式)
グラス白ワイン用のやや大ぶりなグラス
飲み頃の目安公式は15年以上の熟成力があるとしている
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

なぜ「ラ・グランダム」という名前なのですか?
公式によると、マダム・クリコの大胆さ、革新、先見性に敬意を表した名前です。彼女は「シャンパーニュの偉大な女性(グランダム)」と呼ばれました。1777年にランスで生まれ、27歳で夫を亡くしたあと家業を率い、近代の女性起業家の先駆けとなった人物です。社名の「ヴーヴ」は未亡人を意味します。
どうしてピノ・ノワールがこれほど多いのですか?
ピノ・ノワールはマダム・クリコが好んだ品種で、ラ・グランダムはその考えを受け継いでいます。公式は、彼女の「私たちの黒ぶどうは最高の白ワインを生む」という言葉を紹介しています。2018年と2015年はいずれもピノ・ノワール90%で、現在のセラーマスターは選び抜いたピノ・ノワールの均衡と緊張感を突き詰めていると説明されています。

出典・確認日

生産者の公式資料などで確認した内容をもとにした解説です。編集部による試飲レビューではありません。

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最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部