代表銘柄(リープフラウミルヒの定番) マドンナ リープフラウミルヒは、1786年からワインを手がけるネゴシアンP.J.ファルケンベルクが、ラインヘッセンの伝統的な白ぶどう品種を合わせて造るリープフラウミルヒです。公式によると、1808年にペーター・ヨーゼフ・ファルケンベルクが初めて「リープフラウミルヒ」を輸出しました。ドイツのワイン法では、残糖が「やや甘口(リープリッヒ)」の範囲にあることが条件です。
この記事の目次
どんなワインか
マドンナ リープフラウミルヒは、ラインヘッセンのヴェストホーフェンに本拠を置くP.J.ファルケンベルクが造る白です。ファルケンベルクは、自社のワインを選び、造るネゴシアンとして1786年から続き、230年以上にわたってドイツワインを海外へ届けてきた輸出商です。マドンナのラベルは、国内でも酒販店や通販で広く扱われています。辛い料理のあとや、休日の午後にひとりでグラスを傾けたいときに、よく冷やして注ぐやや甘口の一本です。
公式は、リープフラウミルヒの起源を1400年のヴォルムスに置き、町の中心にあるリープフラウエン教会(リープフラウエンシュティフト)のまわりの畑と結びつけて説明しています。1808年にはペーター・ヨーゼフ・ファルケンベルクが初めて「リープフラウミルヒ」を輸出し、ニコラウス・ファルケンベルクがこの畑から「リープフラウエンシュティフト」のワインを生み出しました。1920年代には、マドンナのブランドを広げ、カビネットやシュペートレーゼ、アウスレーゼといった、より凝縮したワインも出すようになったとされます。
造りと味わい
公式の製品ページは、このワインを「伝統的な白ぶどう品種のブレンド」と説明しており、具体的な品種名と比率は記していません。リープフラウミルヒという名前は、ドイツのワイン令で使い方が決められています。ナーエ、ファルツ、ラインガウ、ラインヘッセンの白のクヴァリテーツヴァインで、70%以上をリースリング、ジルヴァーナー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナーで造り、その品種らしい味わいであること、残糖が「リープリッヒ(やや甘口)」の範囲にあることが条件です。ラベルには品種名や、地域より小さな産地名を書くことができません。
合う料理と飲み方
やや甘口の白は、スパイスの効いた料理や、甘辛い味付けの料理と合わせやすいとされます。6〜8℃前後によく冷やし、食前や食後に軽く一杯という楽しみ方も向きます。ドイツの産地と格付けは第11講 ドイツ完全編、甘口の造りは第19講 甘口ワインの世界でまとめています。
マドンナ リープフラウミルヒの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
マドンナ リープフラウミルヒの
マドンナ リープフラウミルヒのワイン情報
| 名称 | マドンナ リープフラウミルヒMadonna Liebfraumilch |
| 生産者 | P.J.ファルケンベルク |
| 位置づけ | 代表銘柄(リープフラウミルヒの定番) |
| 種類 | 白(甘口) |
| 国・地域 | ドイツ/ラインヘッセン |
| 原産地呼称 | ラインヘッセン(リープフラウミルヒ) |
| 格付け | クヴァリテーツヴァイン(QbA) |
| 主な品種 | 伝統的な白ぶどう品種のブレンド(品種名は公式に記載なし) |
| 歴史 | 公式は、リープフラウミルヒの起源を1400年のヴォルムスに置き、町の中心のリープフラウエン教会(リープフラウエンシュティフト)のまわりの畑と結びつけて説明している。1808年にペーター・ヨーゼフ・ファルケンベルクが初めて「リープフラウミルヒ」を輸出し、1920年代にマドンナのブランドを広げた(公式) |
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| リープフラウミルヒの条件 | ナーエ、ファルツ、ラインガウ、ラインヘッセンの白のクヴァリテーツヴァインで、70%以上をリースリング、ジルヴァーナー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナーで造り、残糖が「リープリッヒ(やや甘口)」の範囲にあること。品種名や、地域より小さい産地名は表示できない(ドイツのワイン令 第33条) |
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| シリーズ | 公式サイトには、このリープフラウミルヒのほか、カビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼ、オーガニック、ロゼが載っている |
| 飲み頃の温度 | 6〜8℃前後(やや甘口の白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の小ぶり〜中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 新しいヴィンテージを買ってすぐ楽しむ一本。公式に熟成期間の目安の記載はない |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
マドンナ リープフラウミルヒのよくある質問
「リープフラウミルヒ」とはどんなワインですか?
ドイツのワイン法で名前の使い方が決められた白ワインです。ナーエ、ファルツ、ラインガウ、ラインヘッセンのクヴァリテーツヴァインで、70%以上をリースリング、ジルヴァーナー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナーで造り、残糖が「リープリッヒ(やや甘口)」の範囲にあるものだけが名乗れます。品種名はラベルに書けません。
甘口ですか?
法律の条件どおり、やや甘口(リープリッヒ)の範囲に入る白です。同じマドンナのシリーズには、より凝縮したカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼもあるので、甘さの度合いはラベルの表記で確かめてください。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部