代表銘柄(グラン・クリュ) アルマン・ルソーのシャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタン村の特級シャンベルタンに2.55ヘクタールを持つドメーヌの看板ワインです。公式には新樽ほぼ100%で18か月熟成し、ヴィンテージに応じて15〜35年の熟成が目安とされています。公式サイトは「王のワイン」と呼び、力強く、密で、余韻の長い赤と表現しています。
この記事の目次
どんなワインか
アルマン・ルソーのシャンベルタンは、コート・ド・ニュイ北部、ジュヴレ・シャンベルタン村の特級シャンベルタンから造られる赤ワインです。公式サイトはこのワインを「王のワイン」と呼び、男性的で力強く、よく構成された、密度の高いワインと表現しています。
ドメーヌは20世紀初めにアルマン・ルソーが相続した畑から始まりました。公式サイトによると、アルマンは樽売りから出発し、シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ラ・ロッシュ、そしてシャンベルタンと名高い畑を買い増していきます。のちに『ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』の創設者レイモン・ボードワンの後押しで、看板の畑のワインを瓶詰めして売り始めました。息子シャルルは1990年代にシャンベルタンを買い足し、現在は孫のエリックと曾孫のシリエルがドメーヌを率いています。
畑と造り
公式の表記では、特級シャンベルタン12.90ヘクタールのうち2.55ヘクタールを所有しています。東向きの斜面にある3区画と、森の際にある「ラレ」と呼ばれる南北向きの1区画からなり、地形の関係で機械が入りにくいため、馬と犂で畑を耕します。土壌は石灰岩に富んだ崖錐(がいすい)で、斜面の中ほどはバジョシアン期の石灰岩と泥灰土、上部はバトニアン期の粘土質石灰岩だと説明されています。
醸造は伝統的で、開放式のステンレス槽で18〜20日醸し、最高温度は31〜34℃。除梗率は公式の仏語ページが100%、英語ページが90%と記載が異なります。熟成は新樽が平均でほぼ100%で、期間は18か月。その間に2回澱引きし、瓶詰めは通常4月に、軽いろ過を経て行われます。
飲み頃と楽しみ方
公式サイトは、ヴィンテージを3段階に分けて熟成の目安を示しています。シャンベルタンの場合、果実味豊かで早めに楽しめる年は15〜25年、中〜長期熟成型の年は20〜30年、非常に良い〜例外的な年は25〜35年。2019年・2020年・2022年は最上位、2021年は中位に分類されています。
供出温度は、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)の目安で若い年が12〜14℃、熟成した年が14〜16℃前後。畑の個性は銘醸図鑑:シャンベルタン、年の読み方は第29講 ヴィンテージと熟成完全編もあわせてどうぞ。
※面積・熟成の目安は公式サイトの記載に基づきます。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
アルマン・ルソー シャンベルタンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
アルマン・ルソー シャンベルタンの
ヴィンテージ
| 2019 | 公式の年の格付けで最上位(非常に良い〜例外的、きわめて長期熟成型)。シャンベルタンの熟成の目安は25〜35年 |
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| 2021 | 公式の年の格付けで中位(中〜長期熟成型)。シャンベルタンの熟成の目安は20〜30年 |
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| 2022 | 公式の年の格付けで最上位。シャンベルタンの熟成の目安は25〜35年 |
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アルマン・ルソー シャンベルタンの
ワイン情報
| 名称 | アルマン・ルソー シャンベルタンDomaine Armand Rousseau Chambertin Grand Cru |
| 生産者 | ドメーヌ・アルマン・ルソー |
| 位置づけ | 代表銘柄(グラン・クリュ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ(ジュヴレ・シャンベルタン村) |
| 原産地呼称 | AOCシャンベルタン |
| 格付け | グラン・クリュ(特級) |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 所有面積 | 2.55ha(特級シャンベルタン12.90haのうち。公式サイトの表記) |
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| 区画 | 東向きの3区画と、森の際にある「ラレ」と呼ばれる南北向きの1区画。機械が入りにくく、馬と犂で耕す(公式) |
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| 醸造 | 開放式のステンレス槽で18〜20日の醸し、最高温度31〜34℃。除梗率は公式の仏語ページで100%、英語ページで90%と表記に差がある |
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| 熟成 | 2つのシャンベルタンは新樽ほぼ100%(平均)。熟成期間は18か月で、その間に2回澱引き(公式) |
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| ドメーヌの畑 | 15.33ha(うち特級8.51ha)。平均樹齢40〜45年、植栽密度1ha当たり11,000本、収量30〜40hl/ha(公式) |
| 飲み頃の温度 | 若い年は12〜14℃、熟成した年は14〜16℃前後(BIVBがジュヴレ・シャンベルタンの特級に示す目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式の目安では、ヴィンテージの性格に応じて15〜25年、20〜30年、25〜35年 |
| 価格帯の目安 | 10万円〜 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「シャンベルタン」という名前の由来は?
アルマン・ルソーの公式サイトは、ベルタンという人物が自分の畑にベーズの修道士たちと同じぶどうを植えたところ見事なワインができ、「ベルタンの畑(シャン・ド・ベルタン)」と呼ばれるようになった、という言い伝えを紹介しています。隣の特級クロ・ド・ベーズは、7世紀に修道院の畑として記録に現れるとブルゴーニュワイン委員会は説明しています。
飲み頃はいつごろですか?
公式サイトは年ごとに熟成の目安を示しており、シャンベルタンは果実味豊かで早めに楽しめる年で15〜25年、中〜長期熟成型の年で20〜30年、非常に良い〜例外的な年で25〜35年としています。たとえば2019年と2022年は最上位、2021年は中位に分類されています。
出典・確認日
生産者の公式資料などで確認した内容をもとにした解説です。編集部による試飲レビューではありません。
最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部