代表銘柄 ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、モンタルチーノ南部カステルヌオーヴォ・デッラバーテの蔵が造る看板の赤です。公式によると、ぶどうはすべて畑の段階でブルネッロ用とされ、試飲でリゼルヴァやロッソに振り分けます。2021年は30hlのスラヴォニアンオーク樽で36か月熟成しました。
この記事の目次
どんなワインか
ポッジョ・ディ・ソットは、トスカーナ州モンタルチーノの南、カステルヌオーヴォ・デッラバーテにある蔵です。公式の年表によると、1989年にピエロ・パルムッチがこの地を取得し、1991年に最初のブルネッロを、1995年に最初のリゼルヴァを造りました。畑は1970年代より前からあり、醸造所を囲むひとまとまりの土地に広がっています。
2011年には、クラウディオ・ティパが蔵を取得し、コッレマッサーリ・グループの一員となりました。米国の輸入元Kermit Lynchは、パルムッチが何年もかけて土や微気候を調べ、この土地を選んだと紹介しています。このページのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、蔵の中心となる1本です。
畑と造り
公式によると、敷地は48ヘクタールで、そのうちぶどう畑は20ヘクタールです。畑はアミアータ山(標高1,738メートルの死火山)のふもと、標高190〜440メートルの急な尾根にあり、山から下りる夜の涼しい風がぶどうの香りを育てると説明されています。土はガレストロ(粘土質の片岩)が基本で、標高によって赤い礫の多い土や締まった粘土、灰色の泥灰土に変わります。
植えているのはサンジョヴェーゼだけで、国際品種も白ぶどうもありません。2012〜2013年の調査では、畑に182の生物型が見つかり、蔵はこれを保存して新しい畑に使っています。
2021年の技術資料では、ぶどうは平均樹齢20〜25年、標高200〜400メートルの畑から来ています。円錐台形の木桶とコンクリートタンクで1か月以上醸し、長く頻繁にルモンタージュ(果汁をかけ流す作業)を行うのがこの蔵の特徴です。熟成は30ヘクトリットルのスラヴォニアンオーク樽で36か月でした。
飲み頃と楽しみ方
公式は2021年を、しっかりしたタンニンと生き生きした酸を持つ構成の年としています。長期熟成型のブルネッロとして扱われることが多く、若い年は時間をかけて開くのを待ちたいワインです。同じモンタルチーノの南西で、やはりスラヴォニアンオークの大樽で熟成させるソルデラと比べるのも面白いでしょう。産地の全体像は銘醸図鑑 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで学べます。
※畑の面積や造りは資料・時期によって異なります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。
ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
ヴィンテージ
| 2021 | 春の霜から夏の強い暑さまで振れ幅の大きい年。8月末の雨で水と暑さのストレスなく熟し、収穫は9月10日〜10月4日(公式) |
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ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの
ワイン情報
| 名称 | ポッジョ・ディ・ソット ブルネッロ・ディ・モンタルチーノPoggio di Sotto Brunello di Montalcino |
| 生産者 | ポッジョ・ディ・ソット |
| 位置づけ | 代表銘柄 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/トスカーナ/モンタルチーノ(カステルヌオーヴォ・デッラバーテ) |
| 原産地呼称 | ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCG |
| 主な品種 | サンジョヴェーゼ |
| 歴史 | 1989年にピエロ・パルムッチが取得。最初のブルネッロは1991年、最初のリゼルヴァは1995年。2011年にクラウディオ・ティパが取得し、コッレマッサーリ・グループの一員に(公式) |
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| 畑 | 敷地48haのうちぶどう畑は20ha。アミアータ山麓の急な尾根で標高190〜440m、サンジョヴェーゼのみ(公式) |
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| サンジョヴェーゼの多様性 | 2012〜2013年の調査で、畑に182の生物型(クローン)を確認し、保存と新しい植え付けに使っている(公式) |
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| 醸造 | 円錐台形の木桶とコンクリートタンクで1か月以上の醸し。長く頻繁なルモンタージュが特徴(2021年の技術資料) |
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| 熟成 | 30hlのスラヴォニアンオーク樽で36か月(2021年)。米国輸入元Kermit Lynchの資料(2015年作成)は25〜35hlの樽で58か月としており、時期で異なる |
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| アルコール度数 | 14%、2025年4月瓶詰め(2021年) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的な目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型など口のすぼまった大ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 長期熟成に向くとされる。若いヴィンテージは数年以上寝かせてからが一般的な目安(年による) |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ブルネッロ、リゼルヴァ、ロッソはどう分けているのですか?
公式によると、ぶどうはすべて畑の段階でブルネッロ・ディ・モンタルチーノ用とされます。最後の試飲で特に優れた部分がリゼルヴァになり、ロッソ・ディ・モンタルチーノは熟成の途中で、ブルネッロにもなり得るワインから選んで造られます。ロッソの初ヴィンテージは1994年です。
2011年に所有者が変わって、造りは変わりましたか?
公式によると、2011年にクラウディオ・ティパが蔵を取得し、畑の拡張と熟成庫の改修を始めました。2012〜2013年にはサンジョヴェーゼの生物型の調査も行っています。熟成期間は、2015年作成の輸入元資料と最新の公式資料で異なりますが、どの年から変わったかは確認できなかったため、当ページでは評価を控えます。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-20 / 編集: Vinotier編集部