ソレラ・ファミリア(Solera Familiar)シリーズの辛口アモンティリャード ルスタウ ロス・アルコスは、スペイン南部ヘレスのボデガス・ルスタウが造る辛口のアモンティリャードです。パロミノ100%を、フロルの下と酸素に触れる形で等しい期間、平均8年熟成させています。冷やしすぎない13〜14℃で、ナッツやオリーブ、きのこのリゾットと合わせる一杯です。
- 辛口
- フロルと酸化の熟成
- 平均8年
- ヘーゼルナッツの香り
- 長い余韻
この記事の目次
どんなワインか
ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードは、仕事のあとにナッツとオリーブを並べ、小さなグラスで一杯だけ飲みたい夜に向く辛口のシェリーです。造り手のボデガス・ルスタウは、スペイン南部のヘレス・デ・ラ・フロンテーラに本拠を置きます。
公式の沿革によると、起源は1896年です。1931年に創業者の娘マリア・ルイス=ベルデホ・アルベルティがヘレス中心部に近い小さなワイナリーを取得し、1940年代に夫のエミリオ・ルスタウ・オルテガが旧サンティアゴ地区へ移しました。1945年には自社銘柄の販売を始め、1950年に輸出を開始します。1990年にスペインの家族経営の会社と合併し、2000年にはヘレス中心部の19世紀の熟成庫6棟を取得しました。
ロス・アルコスは、公式の技術資料で「ソレラ・ファミリア」と分類される銘柄です。
造りと味わい
品種はパロミノ100%です。熟成の場所はヘレスのボデガ・エンペラトリス・エウヘニアで、フロルの下で過ごす期間と、酸素に触れる期間を等しく取ります。平均熟成年数は8年で、資料には「4+4」と記されています。アルコールは18.5%です。
生産者は、年月を重ねることで豊かなナッツの風味を得た辛口のアモンティリャードと説明しています。色は琥珀色、香りにはヘーゼルナッツがあり、口当たりは軽く、やわらかく丸みがあって、余韻は長いとしています。
シェリーの産地と熟成の仕組みは銘醸図鑑、酒精強化ワイン全体は第15講でまとめています。
合う料理と飲み方
生産者が示す温度は13〜14℃です。合わせる料理は、商品ページではアーティチョーク、タパス、熟成チーズ、ナッツ、オリーブ、ブロス、きのこのリゾット、辛みの強いインド料理を挙げています。技術資料では、コンソメ、冷製肉や燻製肉、風味の強い魚料理、辛いアジア料理にも触れています。
スパイスの効いた料理に合わせられるのがこの一本の個性で、カレーの夜に赤ではなく開けてみるのも一案です。同じヘレスの辛口で、フロルの下で熟成させる一本と飲み比べるならティオ・ペペ フィノが手がかりになります。
ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードの
ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードのワイン情報
| 名称 | ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードLustau Amontillado Los Arcos |
| 生産者 | ボデガス・ルスタウ(Bodegas Lustau) |
| 位置づけ | ソレラ・ファミリア(Solera Familiar)シリーズの辛口アモンティリャード |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | スペイン/アンダルシア/ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ |
| 原産地呼称 | DOヘレス=ケレス=シェリー |
| 格付け | アモンティリャード(辛口) |
| 主な品種 | パロミノ |
| シリーズ | ソレラ・ファミリア(公式の技術資料) |
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| 熟成 | フロルの下と酸素に触れる形で等しい期間。平均8年(4+4)。ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのボデガ・エンペラトリス・エウヘニアで熟成(公式) |
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| スタイルと仕様 | DOヘレス、辛口、アルコール18.5%、75cl(公式) |
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| 日本での取り扱い | ルスタウ社の製品はミリオン商事が国内で展開している(同社の2024年の発表)。この銘柄の参考小売価格と、同社の取扱いの有無は確認できなかった |
| 飲み頃の温度 | 13〜14℃(公式) |
| グラス | 白ワイン用の小ぶりのグラス(一般的な目安) |
| 飲み頃の目安 | 生産者は飲み頃を示していない。平均8年の熟成を経て出荷されるシェリー |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ルスタウ ロス・アルコス アモンティリャードのよくある質問
フィノとはどう違いますか?
ロス・アルコスは、フロルの下での熟成と、酸素に触れる熟成を等しい期間重ねています。平均8年の内訳は「4+4」と示されています。フロルの下で熟成させるフィノに、酸素に触れる段階を加えた一本で、色は琥珀色になり、ヘーゼルナッツの香りが出ると生産者は説明しています。
冷やして飲むものですか?
生産者が示す温度は13〜14℃です。よく冷やす[フィノ](/select/wines/tio-pepe-fino.html)より少し高めで、冷蔵庫から出してしばらく置いたくらいが目安です。アルコールは18.5%あるので、小ぶりのグラスに少しずつ注ぐとよいでしょう。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-06 / 編集: Vinotier編集部