代表銘柄(看板ブランドのフィノ) ティオ・ペペは、1835年にスペイン南部ヘレスで創業したゴンサレス・ビアスの看板ブランドの辛口シェリー(フィノ)です。パロミノ・フィノ100%を、産膜酵母フロルの下で最低4年、クリアデラとソレラの仕組みで熟成させます。よく冷やして、オリーブや生ハム、魚介と合わせる一杯です。
この記事の目次
どんなワインか
ティオ・ペペは、スペイン南部アンダルシアの町ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのゴンサレス・ビアスが造る辛口のシェリーです。ゴンサレス・ビアスは1835年、マヌエル・マリア・ゴンサレス・アンヘルが創業し、創業家が6世代にわたって受け継いできました。ティオ・ペペはその看板ブランドで、公式は「歴史をつくったフィノ」と紹介しています。
名前の「ティオ・ペペ」は「ペペ叔父さん」の意味です。輸入元のメルシャンによると、創業者の叔父ドン・ホセ・アンヘル・デ・ラ・ペニャの通称で、シェリーの利き酒の名手として質の高い樽を選んでいた人物でした。メルシャンは、世界75か国以上で年間1,000万本以上が飲まれているとしています。仕事帰りのカウンターで、最初の一杯として頼みたい一本です。
造りと味わい
品種はパロミノ・フィノ100%です。メルシャンによると、石灰分の多い白い土壌の自社畑で育ったぶどうを使います。
熟成は、アメリカンオーク樽の中で、ワインの表面を覆う産膜酵母フロルの下で行う生物学的熟成です。期間は最低4年で、若いワインを古いワインの樽へ少しずつ継ぎ足していく伝統的なクリアデラとソレラの仕組みで育てます。アルコールは15%です。
公式は、淡い黄金色で澄んだ外観に、アーモンドと焼きたてのパン、フロル由来の香りがあり、辛口でエレガント、アーモンドの風味と爽やかで長い余韻が続くと説明しています。
合う料理と飲み方
公式は、オリーブやアーモンド、イベリコ豚の生ハムとの組み合わせを挙げ、魚介や魚料理、ヴィネグレットのサラダやマリネのような酸のある料理にも合うとしています。グラスは背の高いワイングラスで、メルシャンは2〜5℃に冷やして飲むことを勧めています。容量は375mlと750mlがあり、少しずつ飲みたい日には375mlが扱いやすいでしょう。
シェリーの産地と種類はシェリー(ヘレス)、造りの仕組みは第15講 酒精強化ワイン完全編で紹介しています。
ティオ・ペペ フィノの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ティオ・ペペ フィノの
ティオ・ペペ フィノのワイン情報
| 名称 | ティオ・ペペ フィノTío Pepe Fino |
| 生産者 | ゴンサレス・ビアス(González Byass) |
| 位置づけ | 代表銘柄(看板ブランドのフィノ) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | スペイン/アンダルシア/ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ |
| 原産地呼称 | DOヘレス=ケレス=シェリー |
| 格付け | フィノ |
| 主な品種 | パロミノ・フィノ |
| 名前 | 創業者の叔父ドン・ホセ・アンヘル・デ・ラ・ペニャの通称「ペペ叔父さん」から。シェリーの利き酒の名手で、質の高い樽を選んでいたとされる(輸入元メルシャン) |
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| 品種と畑 | パロミノ・フィノ100%(公式)。石灰分の多い白い土壌の自社畑のぶどうを使う(輸入元メルシャン) |
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| 熟成 | アメリカンオーク樽で、フロル(産膜酵母)の下での生物学的熟成を最低4年。伝統的なクリアデラとソレラの仕組みで行う(公式) |
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| アルコール度数 | 15%(公式) |
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| 輸入元 | メルシャン株式会社。容量は375mlと750ml(輸入元) |
| 飲み頃の温度 | 2〜5℃(輸入元)。公式も、よく冷やして注ぎ、冷やして保存するとしている |
| グラス | 背の高いワイングラス(公式) |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐに楽しめる。公式は冷やして保存するよう勧めている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ティオ・ペペ フィノのよくある質問
「フィノ」とはどんなシェリーですか?
シェリーの辛口のタイプのひとつで、樽の中のワインの表面に張る産膜酵母「フロル」の下で熟成させます。ティオ・ペペの場合、公式によるとアメリカンオーク樽で最低4年、フロルの下での熟成を経ています。公式は、アーモンドや焼きたてのパン、フロル由来の香りを持つ、辛口でエレガントな味わいと説明しています。
開けたあとはどう保存すればよいですか?
公式は、ティオ・ペペはいつも冷やして注ぎ、冷やして保存するよう勧めています。輸入元のメルシャンは2〜5℃に冷やして飲むことを勧めているので、抜栓後は栓をして冷蔵庫に入れ、早めに飲み切るのが安心です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-03 / 編集: Vinotier編集部