瓶内二次発酵の辛口スパークリング(ワイナリーの最上位価格帯) キザンスパークリング トラディショナルブリュットは、山梨県甲州市塩山の家族経営ワイナリー、機山洋酒工業が造る甲州100%の辛口スパークリングです。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られ、公式は甲州特有の果実感がきめ細かい泡とともに立ち上ると説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
キザンスパークリング トラディショナルブリュットは、山梨県甲州市塩山の機山洋酒工業(キザンワイン)が造る辛口のスパークリングワインです。品種は甲州100%。シャンパーニュと同じ伝統的な瓶内二次発酵で泡を生み出しています。公式は、甲州の特性をスパークリングとして楽しめる形にしたいという考えから造ったワインと説明しています。地元のぶどうから日常で楽しめる高品質なワインを届けるという、ワイナリーの役割をよく示す1本だとも位置づけています。
ワイナリーの紹介ページでは、甲州について「バランスの良い白ワインを生み出すだけではない」と述べています。シャンパン製法のスパークリングや、シャラント型蒸留器で造る長期熟成ブランデーのように、正統的な手法で様々な可能性が引き出せる、という考え方です。このスパークリングは、その考えを形にしたものと言えます。
畑と造り
機山洋酒工業は、土屋家が塩山で90年以上、ぶどう栽培とワイン・ブランデー造りを続けてきた小さな家族経営のワイナリーです。公式によると、ワインには自家ぶどう園を主体に、東山梨地区で育ったぶどうだけを使います。約1haの自家農園では、甲州やブラッククイーンのほか、シャルドネ、メルロー、プティ・ヴェルドも育てています。土壌は笛吹川がもたらした水はけのよい砂質土壌です。
公式の英文の紹介によると、3代目の当主は微生物学の博士号を取得した後、1994年に醸造の道に入りました。その妻も、オーストラリアのアデレード大学(ローズワージー)で醸造学を学んだ醸造家です。ラベルは、1970年代に画家の宇佐美圭司がデザインしたグラデーションのラベルをもとに、全ラベルを一新したものです。熟成期間などの細かな造りは、公式サイトでは公開されていません。
飲み頃と楽しみ方
公式は、甲州らしい果実感がきめ細かい泡とともに立ち上り、落ち着いた果実味と飲みごたえがあると説明しています。様々な料理と合わせやすく、特に和食との相性がよいとされます。乾杯の1杯にも、天ぷらや寿司など食事と合わせるのにも向くでしょう。温度は6〜8℃前後によく冷やすのが目安です。泡のワイン全般の選び方はスパークリングワインの選び方でまとめています。
キザンスパークリング トラディショナルブリュットの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
キザンスパークリング トラディショナルブリュットの
ワイン情報
| 名称 | キザンスパークリング トラディショナルブリュットKIZAN Sparkling Traditional Brut |
| 生産者 | 機山洋酒工業(キザンワイン) |
| 位置づけ | 瓶内二次発酵の辛口スパークリング(ワイナリーの最上位価格帯) |
| 種類 | スパークリング |
| 国・地域 | 日本/山梨/甲州市塩山 |
| 原産地呼称 | 山梨県(東山梨地区のぶどう) |
| 主な品種 | 甲州 |
| 製法 | 伝統的な瓶内二次発酵(シャンパン製法)による辛口 |
|---|
| ぶどう | 自家ぶどう園を主体に、東山梨地区で育ったぶどうだけを使う(ワイナリー全体の方針) |
|---|
| 自家農園 | 約1ha。甲州やブラッククイーン、シャルドネ、メルロー、プティ・ヴェルドなどを栽培。笛吹川がもたらした水はけのよい砂質土壌 |
|---|
| 造り手 | 土屋家が塩山で90年以上ぶどう栽培とワイン・ブランデー造りを続ける家族経営のワイナリー |
|---|
| ラベル | 1970年代に画家・宇佐美圭司がデザインしたグラデーションのラベルをもとに、全ラベルを一新 |
| 飲み頃の温度 | 6〜8℃前後(一般的な辛口スパークリングの目安) |
| グラス | フルート型か、白ワイン用の小ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってから早めに楽しむのが一般的。公式は和食との相性のよさを挙げている |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
甘口ですか、辛口ですか?
辛口です。公式は、甲州を100%使い、伝統的な瓶内二次発酵(シャンパン製法)で造った辛口のスパークリングワインと説明しています。落ち着いた果実味と飲みごたえがあり、和食と合わせやすいワインとして紹介されています。
どこで買えますか?
ワイナリーの店頭と、公式のオンラインストアで扱われています。公式サイトによると、ワインの多くは通信販売や電話注文でワイナリーから直接販売されています。ワイナリーは家族中心の少人数で運営されており、9〜10月の醸造期は売店を休むことがあるため、訪ねる前に公式サイトで案内を確認してください。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部