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シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)

Château La Mission Haut-Brion Rouge / シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(ドメーヌ・クラランス・ディロン)

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グラン・ヴァン

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)は、ボルドー市街に隣接するペサック=レオニャンのグラーヴ格付けシャトーが造る赤のグラン・ヴァンです。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを軸に、年によって主役が入れ替わります。公式は「複雑で、厚みがあり、豊か」なワインと表現し、1983年からはオー・ブリオンと同じディロン家が所有しています。

  • 複雑
  • 厚みがある
  • 豊か
  • 長期熟成型
この記事の目次

どんなワインか

**シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)**は、ボルドー市街に隣接するペサック=レオニャンのシャトーが造るグラン・ヴァンです。グラーヴ格付けで赤が格付けされており、公式サイトは自らを「グラーヴの格付けシャトー」と表記しています。同じページには、多くの人が「6番目の第1級」と見なしている、という一文もありますが、これは公式の格付けではありません。

公式はこの赤を「複雑で、厚みがあり、豊か」と表現し、ブレンドはヴィンテージによって変わると説明しています。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを軸にカベルネ・フランを加える構成で、年によって主役が入れ替わるのが特徴です。

畑と造り

畑は29ヘクタール。そのうち約25ヘクタールに赤品種のメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが、4ヘクタール強に白品種が植えられています。土壌は石英の小石を含む砂利で、厚さは20センチほどから3メートルを超える場所まであり、その下に粘土、砂、石灰岩、貝殻を含む砂の層が重なります。土の構成はシャトー・オー・ブリオンとよく似ています。

公式の年ごとの記録では、2023年がメルロー52.7%・カベルネ・ソーヴィニヨン29.6%・カベルネ・フラン17.7%、2022年はカベルネ・ソーヴィニヨン51.7%・メルロー43.2%・カベルネ・フラン5.1%でした。熟成は樽で18〜20か月。新樽の比率は年ごとに調整され、2021年は73%、2022年は62.2%、2023年は69.5%です。澱引きは樽入れの約3か月後から3か月ごとに、伝統的な「エスキーヴ」という方法で手間をかけて行います。

歴史と楽しみ方

公式サイトによれば、1540年にレストナック家がこの地の区画を買ったのが始まりです。1682年にはラザリスト会(ミッション会)の司祭たちの手に渡り、1698年に礼拝堂が建てられました。公式は、この会が「ミッションの司祭たち」とも呼ばれていたことから、ラ・ミッション・オー・ブリオンが生まれたと説明しています。そして1983年、隣のオー・ブリオンを持つディロン家が取得し、長年のライバル関係は同じ一族のもとに収まりました。

セカンドワインのラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オー・ブリオンは少量生産で、名前は1698年に建てられた礼拝堂にちなみます。グラン・ヴァンは長期熟成型とされ、公式は飲み頃の年数を示していません。若いヴィンテージはデキャンタで空気に触れさせるのが無難です。隣の第1級と飲み比べるならシャトー・オー・ブリオン(赤)のページもどうぞ。

※品種構成・新樽比率・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)の

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)の

ヴィンテージ

2023メルロー52.7%・カベルネ・ソーヴィニヨン29.6%・カベルネ・フラン17.7%。収穫は9月6日〜10月3日。新樽69.5%
2022カベルネ・ソーヴィニヨン51.7%・メルロー43.2%・カベルネ・フラン5.1%。収穫は8月29日〜9月19日。新樽62.2%
2021メルロー47.9%・カベルネ・ソーヴィニヨン45.8%・カベルネ・フラン6.3%。収穫は9月20日〜10月8日。新樽73%

シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)の

ワイン情報

名称シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(赤)Château La Mission Haut-Brion Rouge
生産者シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(ドメーヌ・クラランス・ディロン)
位置づけグラン・ヴァン
種類赤
国・地域フランス/ボルドー/グラーヴ
原産地呼称AOCペサック=レオニャン
格付けグラーヴ格付け(赤)
主な品種メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
畑29ha。うち赤品種(メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン)が約25ha、白品種が4ha強
土壌石英の小石を含む砂利。厚さは20cmほどから3m超まで。下層は粘土・砂・石灰岩・貝殻砂
熟成樽で18〜20か月。新樽比率は年ごとに調整(2021年73%、2022年62.2%、2023年69.5%)
澱引き樽入れの約3か月後から、およそ3か月ごとに伝統的な「エスキーヴ」の方法で行う
歴史1540年にレストナック家が区画を購入。1682年にラザリスト会(ミッション会)の手に渡り、1698年に礼拝堂を建立。1983年にディロン家が取得
飲み頃の温度16〜18℃前後(一般的な目安)
グラスボルドー型の大ぶりなグラス
飲み頃の目安長期熟成型とされる。公式は飲み頃の年数を示していない(ヴィンテージによる)
価格帯の目安3〜10万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

オー・ブリオンとはどういう関係ですか?
ペサックで道を隔てて隣り合い、長くライバル関係にあったシャトーです。公式サイトによれば、オー・ブリオンを所有するディロン家が1983年にラ・ミッション・オー・ブリオンを取得しました。いまは同じ一族のもとにありますが、畑も造りも別々で、それぞれのワインとして出されています。白は2009年ヴィンテージから「ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン」の名になりました(旧名ラヴィル・オー・ブリオン)。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、どちらが主体ですか?
年によって入れ替わります。公式の記録では、2023年はメルロー52.7%、2022年はカベルネ・ソーヴィニヨン51.7%、2021年はメルロー47.9%とカベルネ・ソーヴィニヨン45.8%がほぼ拮抗しました。公式サイトも、ブレンドはヴィンテージによって変わると説明しています。

出典・確認日

生産者の公式資料などで確認した内容をもとにした解説です。編集部による試飲レビューではありません。

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最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部