リュルトン家の原点シャトー・ボネの白(AOCアントル・ドゥー・メール) シャトー・ボネ ブランは、ボルドーの名家リュルトン家の原点シャトー・ボネが造る、AOCアントル・ドゥー・メールの辛口の白です。2024年はソーヴィニヨン・ブラン80%にコロンバールとセミヨンを合わせ、温度管理したステンレスタンクで仕込み、澱の上で4か月熟成させています。
- ソーヴィニヨン・ブラン主体
- 柑橘とパッションフルーツ
- 辛口
- 魚介料理向き
この記事の目次
どんなワインか
シャトー・ボネ ブランは、ボルドーのドルドーニュ川とガロンヌ川にはさまれたアントル・ドゥー・メール地区で造られる辛口の白です。国内でも酒販店や通販で広く扱われ、生牡蠣や白身魚のカルパッチョを並べた夜に、冷やして開けたい一本です。
シャトー・ボネは、ボルドーの名家リュルトン家の原点です。公式によると、1897年、フィロキセラで多くの持ち主が畑を手放すなか、リキュール造りで成功したレオンス・レカペがグレジヤックのこのシャトーを買い取りました。のちに娘のドゥニーズがフランソワ・リュルトンと結婚し、1953年からはシャトー・ボネがアンドレ・リュルトンのグループの本拠になっています。畑は135ヘクタールで、敷地には巣箱や果樹園、休耕地を設け、生物的防除を取り入れた区画もあります。
造りと味わい
2024年の構成は、ソーヴィニヨン・ブラン80%、コロンバール14%、セミヨン6%です。土は粘土石灰質と粘土珪質で、ダブル・ギュイヨで仕立て、機械で収穫します。果皮と果汁を短く接触させてから澱を沈めて澄ませ、温度管理したステンレスタンクで醸造します。熟成はタンクで澱の上に4か月、アルコール度数は12%です。
生産者は、香りが豊かで爽やか、口の中でふくらみのある、この地域らしいブレンドの白を目指すと説明しています。梨やトロピカルフルーツ、柑橘の香りをもつソーヴィニヨンらしいスタイルで、気軽に飲める味わいがこのワインを支えてきたとしています。2024年については、緑がかった淡い黄色に、柑橘とパッションフルーツの香り、生き生きとした酸と長い余韻としています。
合う料理と飲み方
公式が2024年に挙げる料理は、魚介の盛り合わせ、白身魚のセビーチェ、レモンとハーブの鶏料理、シェーヴルです。温度は7〜11℃、熟成の目安は2〜3年で、新しいヴィンテージを冷やして楽しむ白です。
ボルドーの産地は第5講 ボルドー完全編、魚介との合わせ方は第77講 魚介とワイン完全編で紹介しています。
シャトー・ボネ ブランの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・ボネ ブランの
ヴィンテージ
| 2024 | 公式によると、雨が多く日照が少ない冷涼な年で、病気への対策が難しかった。開花は花ぶるいもあって不安定だったが、8月の好天で色づきがそろい、9月9日〜10月4日に手早く収穫した。収穫日は平年並みに戻った。 |
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シャトー・ボネ ブランの
シャトー・ボネ ブランのワイン情報
| 名称 | シャトー・ボネ ブランChâteau Bonnet Blanc |
| 生産者 | ヴィニョーブル・アンドレ・リュルトン |
| 位置づけ | リュルトン家の原点シャトー・ボネの白(AOCアントル・ドゥー・メール) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | フランス/ボルドー/アントル・ドゥー・メール(グレジヤック) |
| 原産地呼称 | AOCアントル・ドゥー・メール |
| 主な品種 | ソーヴィニヨン・ブラン、コロンバール、セミヨン |
| 畑 | グレジヤックのシャトー・ボネは、AOCアントル・ドゥー・メールとAOCボルドーの畑135ヘクタール。粘土石灰質と粘土珪質の土。ダブル・ギュイヨ仕立て、機械で収穫(公式) |
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| 造り | 果皮と果汁を短く接触させ、澱を沈めて澄ませたあと、温度管理したステンレスタンクで醸造。タンクで澱の上に4か月熟成(2024年・公式) |
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| アルコール度数 | 12%(2024年・公式) |
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| 温度と飲み頃 | 7〜11℃。熟成の目安は2〜3年(公式) |
| 飲み頃の温度 | 7〜11℃(公式) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は2〜3年としている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
シャトー・ボネ ブランのよくある質問
「トゥール・ド・ボネ」や「ボネ・レゼルヴ」とは違うワインですか?
違います。リュルトン家の公式サイトには、シャトー・ボネの白とは別に「シャトー・トゥール・ド・ボネ」や「シャトー・ボネ・レゼルヴ」の白、25clの「プティ・ボネ」も載っています。このページの一本はAOCアントル・ドゥー・メールの「シャトー・ボネ ブラン」です。
どんな料理に合いますか?
公式は2024年について、魚介の盛り合わせ、白身魚のセビーチェ、レモンとハーブの鶏料理、シェーヴル(山羊乳のチーズ)を挙げています。温度は7〜11℃が公式の目安です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部