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ワイン用語辞典

フィロキセラとは?

phylloxera
このページの要点

フィロキセラとは、ぶどうの根に寄生して樹を弱らせる、北米原産のアブラムシの仲間の害虫です。19世紀後半にヨーロッパのぶどう畑に広がって大きな被害を与え、抵抗力のあるアメリカ系の台木に接ぎ木する方法で乗り越えられました。

この記事の目次

ヨーロッパの畑を襲った害虫

ブルゴーニュワイン委員会の用語集は、フィロキセラを「アメリカ由来のアブラムシで、ヨーロッパ系のぶどうの根を襲い、19世紀後半からフランスのぶどう畑を荒廃させた」と説明しています。根に寄生して樹を弱らせ、やがて枯らしてしまいます。

接ぎ木という答え

解決策になったのは、フィロキセラに強いアメリカ系のぶどうを根の部分(台木)にし、その上にヨーロッパ系の品種を接ぐ方法でした。今では世界の多くのぶどう畑が、この接ぎ木の苗で植えられています。

今も続く対策

カリフォルニア大学のUC IPMは、抵抗力のある台木に植えることと、砂地に植えることを、フィロキセラへの確かな対策として挙げています。砂地や一部の産地では、接ぎ木をしない「自根」のぶどうが残っていることもあります。

よくある質問

フィロキセラの被害は今もある?
あります。UC IPMは、抵抗力のある台木に植えることが最も確かな対策としつつ、台木によっては被害を受けることもあると説明しています。

出典・確認日

2件

定義は、上の公的機関・業界団体などの説明をもとに編集部がまとめたものです。

最終更新: 2026-11-04 / 編集: Vinotier編集部