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ワイン用語辞典

醸し(マセラシオン)とは?

maceration
このページの要点

醸し(マセラシオン)とは、つぶしたぶどうの果皮や種を果汁に漬けたままにして、色やタンニン、香りのもとを引き出す工程です。赤ワインの色と渋みは、この醸しから生まれます。

この記事の目次

果皮から引き出すもの

ぶどうの色素やタンニンは、果汁ではなく主に果皮と種にあります。ブルゴーニュワイン委員会の用語集は、醸しを「果皮(場合によっては果梗も)から、色・タンニン・香りのもとが溶け出す赤ワイン造りの工程」と説明しています。発酵中に浮き上がる果皮の層を沈める「櫂入れ(ピジャージュ)」も、醸しを進めるための作業です。

長さで変わるワイン

同じ黒ぶどうでも、醸しの長さで仕上がりが変わります。果皮と触れる時間を短く切り上げればロゼワインに、長くとれば色が濃く渋みのしっかりした赤になります。白ぶどうを果皮ごと醸すと、琥珀色のオレンジワインになります。

ラベルや説明で見かける言葉

造り手の説明では「醸し期間◯日」「低温での醸し(コールド・マセレーション)」「全房(房ごと)での醸し」などと書かれることがあります。渋みの強さや色の濃さを想像する手がかりになります。

よくある質問

白ワインは醸しをしない?
一般的な白ワインは、果皮を早めに取り除いて果汁だけを発酵させます。白ぶどうを赤ワインのように果皮ごと醸したものがオレンジワインです。

出典・確認日

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定義は、上の公的機関・業界団体などの説明をもとに編集部がまとめたものです。

最終更新: 2026-11-04 / 編集: Vinotier編集部