このページの要点 遅摘みとは、ぶどうをふつうの収穫時期より遅くまで樹に残し、過熟させてから摘む方法です。糖が凝縮したぶどうからは、濃厚な味わいや甘口のワインが生まれます。英語ではレイト・ハーヴェスト、フランス語ではヴァンダンジュ・タルディヴと呼ばれます。
この記事の目次
樹の上で熟させる
ブルゴーニュワイン委員会の用語集は、遅摘みを「ぶどうを過熟させてから摘む方法」と説明し、ブルゴーニュではまれだとしています。収穫を遅らせるあいだに水分が抜け、糖や香りの成分が凝縮します。
ドイツの「遅摘み」
ドイツ語の「シュペートレーゼ」も、遅く摘んだ熟したぶどうを意味する等級です。ドイツワイン・インスティトゥートは、味わいが濃くなる一方で、甘いとは限らないと説明しています(プレディカート)。
天候との駆け引き
収穫を遅らせるほど、雨やカビ、鳥の害に遭う危険が増えます。毎年同じように造れるとは限らないことが、遅摘みのワインが少量になりやすい理由の一つです。貴腐菌がついた場合は貴腐ワインになります。
よくある質問
遅摘みのワインは必ず甘口?
必ずではありません。凝縮した糖を発酵させきれば、アルコールが高く濃厚な辛口にもなります。甘さはラベルの甘辛の表示や造り手の説明で確かめます。
出典・確認日
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定義は、上の公的機関・業界団体などの説明をもとに編集部がまとめたものです。
最終更新: 2026-11-04 / 編集: Vinotier編集部