万国博覧会から生まれた格付け
1855年のパリ万国博覧会にあわせて、ボルドーのワインを紹介するために作られたのが始まりです。畑ではなく、シャトー(造り手)に格がつくのが特徴です。
赤の5段階と、甘口の格付け
格付けを受けたシャトーでつくる協会(Conseil des Grands Crus Classés en 1855)の資料では、赤は61のシャトーが5段階に分かれます。
- 第一級:5(ラフィット・ロートシルト、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオン、ムートン・ロートシルト)
- 第二級:14/第三級:14/第四級:10/第五級:18
オー・ブリオンだけはメドックではなく、グラーヴ地区(ペサック)のシャトーです。甘口の白は、ソーテルヌとバルサックの27シャトーが、特別第一級(シャトー・ディケムの1つ)、第一級11、第二級15に分かれます。
変わったのは2回だけ
同協会によると、170年あまりのあいだに変わったのは、1855年のうちに行われたカントメルラックの第五級への追加と、1973年のムートン・ロートシルトの第一級への昇格の2回だけです。サン・テミリオンのように定期的に見直す格付けとは、ここが違います。