代表銘柄(特級ミュジニー) ミュジニーは、シャンボール・ミュジニー村のドメーヌ・ジャック=フレデリック・ミュニエが造る特級の赤です。公式の記載では区画は1ヘクタール14アールで、すべて「グラン・ミュジニー」側にあり、1947〜1962年に植えた古木だけで造る単一キュヴェ。生産量は年2,000〜5,000本で、公式はおよそ10年かけてゆっくり開くワインだと説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
ミュジニーは、シャンボール・ミュジニー村の特級畑です。ドメーヌ・ジャック=フレデリック・ミュニエはここに1ヘクタール14アールを持ち、すべてが「グラン・ミュジニー」と呼ばれる側にあります。公式サイトは、参考となる書き手たちがこの畑をシャンベルタン、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、ラ・ターシュ、ロマネ・コンティと並ぶブルゴーニュ最高の赤の特級の一つに数えていると紹介しています。
公式は、隣の一級レ・ザムルーズと同じく、豊かでありながら重くない優美さを持ち、香りの幅も近いと説明しています。そのうえで、より控えめな表情ながら、並外れた奥行きと強さ、非常に長い余韻があると書いています。
畑と造り
公式の記載では、樹の大部分は1947〜1962年に植えられたものです。約15%は1997年に植え替えられ、その若い樹の果実はミュジニーには使わず、村名のシャンボール・ミュジニーに格下げしています。こうしてミュジニーは古木だけの単一キュヴェとなり、生産量は年2,000〜5,000本にとどまります。
土壌は斜面の上下で変わります。下部は割れ目の多い岩で水はけがよく、根が広く張れます。上部は泥灰質の土にもろいウーライト石灰岩の崖錐が混じり、水をよく蓄えます。公式は、そのおかげで夏の乾燥にも9月の雨にも対応でき、毎年ぶどうがむらなく完熟すると説明しています。醸造や樽熟成の詳細は、公式サイトでは確認できませんでした。
公式の沿革によると、ドメーヌは1863年にディジョンのリキュール製造業者フレデリック・ミュニエが創業。1950年から畑はニュイ・サン・ジョルジュの大手に貸し出され、1978年にジャック=フレデリックがシャンボールの畑の運営を取り戻しました。1985年からは息子のフレデリック・ミュニエが担っています。公式トップページは、53年の貸し出しを経て2003年にクロ・ド・ラ・マレシャルが戻り、ドメーヌが4ヘクタールから14ヘクタールになったと書いています。
飲み頃と楽しみ方
公式は、このワインはゆっくり育ち、本来の姿を見せるまでにおよそ10年かかるとしています。ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)が示す供出温度は14〜16℃。同じ畑のヴォギュエやルロワのミュジニーと読み比べると、造り手ごとの違いが見えてきます。
※面積や生産量は資料や年によって異なります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
ジャック=フレデリック・ミュニエ ミュジニーの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ジャック=フレデリック・ミュニエ ミュジニーの
ワイン情報
| 名称 | ジャック=フレデリック・ミュニエ ミュジニーDomaine Jacques-Frédéric Mugnier Musigny Grand Cru |
| 生産者 | ドメーヌ・ジャック=フレデリック・ミュニエ |
| 位置づけ | 代表銘柄(特級ミュジニー) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ(シャンボール・ミュジニー村) |
| 原産地呼称 | AOCミュジニー |
| 格付け | グラン・クリュ(特級) |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 所有面積 | 1ha14a。すべてミュジニーの「グラン・ミュジニー」側(ミュニエ公式) |
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| 樹齢 | 大部分は1947〜1962年の植樹。約15%は1997年に植え替え、その樹の果実は村名シャンボール・ミュジニーに格下げ(公式) |
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| 生産量 | 年2,000〜5,000本。古木による単一キュヴェ(公式) |
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| 土壌 | 斜面下部は割れ目の多い岩で水はけがよく、上部は泥灰質の土にもろいウーライト石灰岩の崖錐が混じり保水性がある(公式) |
| 飲み頃の温度 | 14〜16℃前後(BIVBが特級ミュジニーの赤に示す目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は、本来の姿を見せるまでにおよそ10年かかり、偉大な年の熟成力はほぼ限りがないとしている |
| 価格帯の目安 | 10万円〜 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ヴォギュエのミュジニーとはどう違いますか?
どちらもシャンボール・ミュジニー村の特級ミュジニーですが、所有する面積が大きく違います。ヴォギュエはこの特級で最も広い面積を持つ造り手(詳しくは当サイトのヴォギュエ ミュジニーのページ)で、ミュニエは公式の記載で1ヘクタール14アールです。ミュニエの生産量は年2,000〜5,000本と少なく、1997年に植え替えた若い樹の果実は村名のシャンボール・ミュジニーに回して、古木だけで単一のキュヴェを造っています。
飲み頃はいつごろですか?
ミュニエの公式サイトは、このワインはゆっくり育ち、本来の姿を見せるまでにおよそ10年かかるとしています。偉大なヴィンテージの熟成力はほぼ限りがないとも書いています。若い年を開けるなら、時間をかけて空気に触れさせるのがおすすめです。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-16 / 編集: Vinotier編集部