代表銘柄(1992年発売の定番の白) モンテ・ヴェーリョ ブランコは、ポルトガル南部アレンテージョのエスポランが1992年に初めて出した白です。アンタン・ヴァス、ロウペイロ、アリント、ゴウヴェイオという土着品種を合わせ、ステンレスタンクで15日かけて発酵させます。公式は「あらゆる場面のためのワイン」と呼び、料理に合わせやすい白と位置づけています。
- 土着品種のブレンド
- ステンレスタンク仕込み
- 白い果実と花
- 辛口
この記事の目次
どんなワインか
エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコは、ポルトガル南部アレンテージョの造り手エスポランが造る白です。公式によると、1992年に初めて発売され、当時は上位の「エスポラン・レゼルヴァ」と同じ産地と考え方を持ちながら、より多くの人の毎日の食卓に届くワインとして生まれました。名前は、本拠エルダーデ・ド・エスポランのカリダーデ貯水池のそばにある丘(モンテ)に由来します。いまでは赤とロゼもそろうシリーズの白で、公式は「あらゆる場面のためのワイン」と呼んでいます。焼き魚や貝の酒蒸しを並べた夜に、よく冷やしてグラスで注ぎたい一本です。
エスポランはアレンテージョで生まれた家族経営の会社で、いまはドウロとヴィーニョ・ヴェルデにも事業を広げています。本拠はレゲンゴス・デ・モンサラスにあり、総面積は1,840ha、境界は1267年から変わっていないとされます。
造りと味わい
ぶどうはアレンテージョ各地のサブリージョンから集めます。公式によると、15年以上の付き合いがある契約農家が、エスポランと同じ総合的生産の方式で栽培しています。品種は2022年以降、アンタン・ヴァス、ロウペイロ、アリント、ゴウヴェイオの4つで、2019年はアンタン・ヴァス、ペルン、ロウペイロでした。年によって構成が変わる、土着品種のブレンドです。
醸造は、機械で収穫したぶどうを冷やしてから圧搾し、果汁を低温で澄ませたあと、温度管理したステンレスタンクで15日間発酵させます。2025年はアルコール13%、残糖0.45g/Lの辛口です。公式の説明では、色はレモンイエロー、香りは花と白い果実が中心で、よい酸のある均整のとれた白とされています。
合う料理と飲み方
公式は、料理に寄り添う「ガストロノミック」な白と説明しています。新しいヴィンテージを買ってすぐ、8〜10℃前後に冷やして楽しむのが一般的な目安です。ポルトガルの産地は第21講 ポルトガル完全編、同じ国の軽やかな白はカザル・ガルシア ヴィーニョ・ヴェルデで紹介しています。
エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコの
ヴィンテージ
| 2025 | 地中海性と大陸性の混じる気候で、年間の平均気温が高く、雨は春に集中して平年を大きく上回った。2026年1月瓶詰め。醸造はジョゼ・モレイラ・ダ・シルヴァとベアトリス・マテウス(公式)。 |
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| 2024 | 秋冬は穏やかで雨が多く、春も雨がちで、夏は乾いて気温は低めだった年(公式)。 |
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エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコの
エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコのワイン情報
| 名称 | エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコEsporão Monte Velho Branco |
| 生産者 | エスポラン |
| 位置づけ | 代表銘柄(1992年発売の定番の白) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | ポルトガル/アレンテージョ |
| 原産地呼称 | アレンテジャーノ(地方名ワイン) |
| 主な品種 | アンタン・ヴァス、ロウペイロ、アリント、ゴウヴェイオ |
| 発売と名前 | 1992年に初めて発売。名前はエルダーデ・ド・エスポランのカリダーデ貯水池のそばにある丘(モンテ)に由来する(公式) |
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| ぶどう | アレンテージョ各地のサブリージョンの契約農家から。15年以上の付き合いがあり、エスポランと同じ総合的生産の方式で栽培する(公式。2019〜2022年の製品ページ) |
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| 醸造 | 機械収穫のあとぶどうを冷やして圧搾し、果汁を低温で澄ませてから、温度管理したステンレスタンクで15日間発酵(公式) |
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| 数値 | 2025年はアルコール13%、残糖0.45g/L、総酸5.93g/L。2024年はアルコール13%、残糖0.4g/L(公式) |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃前後(辛口の白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 新しいヴィンテージを買ってすぐ楽しむ一本。公式に熟成期間の目安の記載はない |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
エスポラン モンテ・ヴェーリョ ブランコのよくある質問
「モンテ・ヴェーリョ」とはどういう意味ですか?
ポルトガル語で「古い丘」を指す言葉で、公式によると、エスポランの本拠エルダーデ・ド・エスポランにあるカリダーデ貯水池のそばの丘(モンテ)が名前の由来です。同じ名前で赤とロゼも造られているので、白はラベルの「Branco(White)」で見分けてください。
どんな造りの白ですか?
樽を使った記載はなく、公式によると温度管理したステンレスタンクで15日かけて発酵させます。2025年は残糖0.45g/Lの辛口で、公式は白い果実と花の香り、よい酸のある、均整のとれた白と説明しています。
出典・確認日
8件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部