普段の食卓向けシリーズ「ザ・スタンプ・ジャンプ」の赤 ザ・スタンプ・ジャンプは、南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルの家族経営の造り手ダーレンベルグが、グルナッシュ、シラーズ、ムールヴェードルを合わせて造る赤です。生産者は「理想的な日常の赤」と紹介しています。ぶどうの多くは樹齢の高い株仕立ての樹から採り、開放槽で発酵させてバスケットプレスで搾ります。
- グルナッシュ主体
- 赤い果実とスパイス
- 古い株仕立ての樹
- ミディアムボディ
この記事の目次
どんなワインか
ザ・スタンプ・ジャンプ グルナッシュ・シラーズ・ムールヴェードルは、南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルの造り手ダーレンベルグの赤ワインです。生産者は、熟したスパイシーな果実味を持つ「理想的な日常の赤」と紹介しています。仕事帰りに焼き鳥や串焼きを買って帰る夜に、気負わず開けられる一本です。
公式の沿革によると、1912年にジョセフ・オズボーンがマクラーレン・ヴェイルの畑を購入し、オズボーン家が畑の世話を始めました。息子のフランクが1927年に醸造所を建て、1928年に最初のワインを造っています。1959年には孫のダリー・オズボーンが赤い帯の入った自分たちのラベルを立ち上げ、1984年からはチェスター・オズボーンが醸造責任者を務めています。
名前と造り
名前は、木の切り株や根に当たると刃が跳ね上がって飛び越える「スタンプ・ジャンプ・プラウ(鋤)」から取られています。公式によると、この鋤を発明した人物は目が悪く、機械を扱えるか確かめるために視力検査を受けていたという言い伝えがあり、ラベルは眼科の視力表を模したデザインです。
ぶどうの多くは樹齢の高い株仕立ての樹から採ります。やさしく破砕して伝統的な開放槽で発酵させ、バスケットプレスで搾り、オーク樽で熟成させてから瓶詰めします。2019年の資料には、チーフ・ワインメーカーのチェスター・オズボーンと、シニア・ワインメーカーのジャック・ウォルトンの名があります。品種の比率は年によって変わり、ラベルの品種の並び順も年によって異なります。
合う料理と飲み方
2019年の資料は、ルビー色で、赤いベリーとスパイスの香りがあり、ほどよい青さが生き生きとした印象を添えると説明しています。重すぎないので、焼き鳥のたれや、ハーブを使った肉料理と合わせやすいでしょう。
温度は14〜16℃ほどが目安です。同じ3品種を使うフランスのローヌの赤と飲み比べるなら、ギガル コート・デュ・ローヌ ルージュが並べやすい一本です。オーストラリアの産地全体は第16講 オーストラリア完全編で紹介しています。
ダーレンベルグ ザ・スタンプ・ジャンプ グルナッシュ・シラーズ・ムールヴェードルの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ダーレンベルグ ザ・スタンプ・ジャンプ グルナッシュ・シラーズ・ムールヴェードルの
ヴィンテージ
| 2019 | 公式資料によると、冬は乾燥し、夏は46.6℃の記録的な猛暑。多くの品種で収量が落ちたが品質は優れ、品種の個性がよく出た年。ワインはこの銘柄としてはやや軽やかでやわらかく、親しみやすい仕上がりと説明している。 |
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ダーレンベルグ ザ・スタンプ・ジャンプ グルナッシュ・シラーズ・ムールヴェードルの
ワイン情報
| 名称 | ダーレンベルグ ザ・スタンプ・ジャンプ グルナッシュ・シラーズ・ムールヴェードルd'Arenberg The Stump Jump Grenache Shiraz Mourvèdre |
| 生産者 | ダーレンベルグ |
| 位置づけ | 普段の食卓向けシリーズ「ザ・スタンプ・ジャンプ」の赤 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | オーストラリア/南オーストラリア州/マクラーレン・ヴェイル |
| 原産地呼称 | マクラーレン・ヴェイル(2019年の資料) |
| 主な品種 | グルナッシュ、シラーズ、ムールヴェードル |
| 畑 | ぶどうの多くは、樹齢の高い株仕立ての樹から(公式) |
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| 造り | やさしく破砕し、伝統的な開放槽で発酵。バスケットプレスで搾り、瓶詰め前にオーク樽で熟成(公式) |
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| 名前の由来 | 木の根を飛び越えて畑を耕せる「スタンプ・ジャンプ・プラウ(鋤)」から。ラベルは眼科の視力表を模している(公式) |
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| アルコール度数 | 14.5%(2019年の資料。年によって変わる) |
| 飲み頃の温度 | 14〜16℃(ミディアムボディの赤の一般的な目安) |
| グラス | 中ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「GSM」とは何ですか?
グルナッシュ(G)、シラーズ(S)、ムールヴェードル(M)の頭文字です。フランス南部ローヌ地方の赤によく使われる組み合わせで、オーストラリアでもこの3品種のブレンドが造られています。ダーレンベルグも過去の資料で、このワインを「GSM」と呼んでいます。
国内ではどんな名前で売られていますか?
国内の通販では『ザ・スタンプ・ジャンプ レッド』の名で並んでいることが多いようです。生産者の公式サイトでは、品種名を並べた名前で紹介されています。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-29 / 編集: Vinotier編集部