代表銘柄(デスパーニュ家の「モン・ペラ」の赤) シャトー・モン・ペラ ルージュは、ボルドーで200年以上続くデスパーニュ家が手がける赤ワインです。漫画『神の雫』に登場して日本で広く知られるようになりました。生産者は、力強さとやわらかさをあわせ持つ、熟成にも向く赤だと紹介しています。
- ボルドーの赤
- 黒い果実
- 樽由来の香ばしさ
- なめらかなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
シャトー・モン・ペラ ルージュは、ボルドーのデスパーニュ家が手がける赤ワインです。デスパーニュ家の公式サイトによると、一家はボルドーのアントル・ドゥー・メールで200年以上ワインを造ってきた家族経営で、1868年刊行のボルドーのワイン名鑑「フェレ」には、すでに一家の5つのシャトーが載っています。畑は主に女性の系譜を通じて受け継がれてきたと説明されています。
日本では、漫画『神の雫』に登場したことで広く知られるようになりました。エノテカは、2001年ヴィンテージ以前は日本でほとんど知られていなかったシャトーが、作品への登場をきっかけに大きな人気を得たと紹介しています。生産者の販売ページにも、『神の雫』に触れた画像が掲げられています。
造りと味わい
公式サイトによると、デスパーニュ家の畑は、18世紀にボルドーの街を築くための石を切り出した古い石切り場の上に広がる石灰質の丘と、砂利の段丘にあります。標高は5〜140mで、ガロンヌ川とドルドーニュ川にはさまれた土地です。一家はソーヴィニヨン、セミヨン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランを育て、それぞれの良さを引き出すようにブレンドしていると説明しています。ただし、モン・ペラ ルージュの品種の比率や熟成の方法は、公式の販売ページには示されていません。
味わいについて、生産者は2014年のテイスティングノートで、新鮮なグリオット(酸味のあるさくらんぼ)やスミレの香りに、穏やかなトーストや燻香、甘いスパイスが重なると紹介しています。口当たりはふくよかで、きめ細かくなめらかで密なタンニンと、みずみずしい骨格があり、余韻が長く続くとされます。生産者は「力強さとやわらかさをあわせ持つ、熟成に向く赤」と表現しています。
合う料理と飲み方
生産者の販売ページでは、ソースで煮込んだ料理、赤身の肉、スパイスを使った料理が合わせる候補として挙げられています。ビーフシチューやステーキ、デミグラスソースのハンバーグなど、しっかりした味の肉料理に合わせやすいでしょう。温度は16〜18℃前後が一般的な目安です。若いうちに開けるなら、少し早めに抜栓したり、デキャンタに移したりすると香りが開きやすくなります。ボルドーの産地の全体像は第5講 ボルドー完全編で紹介しています。
シャトー・モン・ペラ ルージュの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・モン・ペラ ルージュの
ワイン情報
| 名称 | シャトー・モン・ペラ ルージュChâteau Mont-Pérat Rouge |
| 生産者 | シャトー・モン・ペラ(ヴィニョーブル・デスパーニュ) |
| 位置づけ | 代表銘柄(デスパーニュ家の「モン・ペラ」の赤) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ボルドー |
| 原産地呼称 | ボルドー地方の赤(公式の販売ページにAOCの記載なし。ラベルで確認) |
| 主な品種 | メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン |
| 造り手 | デスパーニュ家。ボルドーのアントル・ドゥー・メールで200年以上続く家族経営で、1868年のフェレ(ボルドーのワイン名鑑)に一家の5つのシャトーが載っている(公式) |
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| 一家の畑 | 古い石切り場の上に広がる石灰質の丘と砂利の段丘。標高は5〜140m(公式) |
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| 日本での知名度 | 2001年ヴィンテージ以前は日本でほとんど知られていなかったが、漫画『神の雫』に登場して人気になった(エノテカ) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的なボルドーの赤の目安) |
| グラス | ボルドー型の赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 生産者は熟成に向く赤(vin de garde)と紹介している。若いうちに開けるなら、早めに抜栓して空気に触れさせるのも一案 |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
『神の雫』に出てきたワインですか?
はい。国内で販売するエノテカは、2001年ヴィンテージ以前は日本でほとんど知られていなかったシャトーが、漫画『神の雫』に登場して大きな人気になったと紹介しています。生産者の公式販売ページにも、『神の雫』に触れた画像が載っています。
どんな料理に合いますか?
生産者の販売ページでは、ソースで煮込んだ料理、赤身の肉、スパイスを使った料理が合わせる候補として挙げられています。ビーフシチューやステーキ、ハンバーグのデミグラスソースなど、しっかりした味の肉料理が合わせやすいでしょう。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部