協同組合ヴィンツァー・クレムスの定番のツヴァイゲルト クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトは、ドナウ川沿いの町クレムスに本拠を置くヴィンツァー・クレムス(約600のぶどう農家による協同組合)が造る、オーストリアで最も広く植えられた黒ぶどうツヴァイゲルトの赤です。輸入元によると、発酵はステンレスタンクで行い、樽熟成はしません。生産者はハムやソーセージ、冷たい肉の盛り合わせ、チーズに合わせるよう勧めています。
この記事の目次
どんなワインか
ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトは、オーストリア・ドナウ川沿いの町クレムスに本拠を置くヴィンツァー・クレムスが造る赤です。品種はオーストリアで最も広く植えられた黒ぶどう、ツヴァイゲルト。ハムとチーズを切って並べた週末の夕方に、少しだけ冷やして注ぎたい一本です。
ヴィンツァー・クレムスは、1938年にクレムスとシュタインのぶどう栽培者組合の造り手たちが興した協同組合です。公式によると、いまは約600のぶどう農家が参加し、生産者は自らをオーストリア最大のワイン生産者と紹介しています。醸造所は、11世紀の記録に名が残る畑「クレムザー・ザントグルーベ」の中にあり、住所も「ザントグルーベ13」です。クレムスの町は、ヴァッハウの入口にあたります。
造りと味わい
生産者の資料では、表示上の産地はニーダーエスターライヒ、区分は辛口のクヴァリテーツヴァインです。土は粘土質の層に覆われた砂利です。輸入元のスマイルによると、ぶどうは手摘みで収穫し、除梗と破砕のあと、選んだ酵母を使ってステンレスタンクで発酵させます。樽熟成は行わず、栓はスクリューキャップです。2024年の分析値は、アルコール13.0%、酸5.0g/L、残糖2.6g/Lです。
生産者は、明るいルビー色に赤い果実の香り、辛口でふくらみのある味わい、やわらかく穏やかな渋みの余韻と説明しています。輸入元はミディアムボディの辛口としています。飲み頃について生産者は、すぐに楽しめる一方、この先3〜5年かけて変化していくとしています。
合う料理と飲み方
生産者が第一に挙げるのは、ハムやソーセージ、肉を中心にした冷たい盛り合わせです。ジビエ料理や、セミハード・ハードタイプのチーズも合うとしています。シャルキュトリーの皿には特に合わせやすく、輸入元が挙げるタレの焼き鳥やローストビーフも試したい組み合わせです。温度は14〜16℃が生産者の目安です。
オーストリアの産地と品種は第24講 オーストリア完全編で、同じドナウ沿いの白はドメーヌ・ヴァッハウのグリューナー・ヴェルトリーナーで紹介しています。
ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトの
ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトのワイン情報
| 名称 | ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトWinzer Krems Blauer Zweigelt Classic |
| 生産者 | ヴィンツァー・クレムス |
| 位置づけ | 協同組合ヴィンツァー・クレムスの定番のツヴァイゲルト |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | オーストリア/ニーダーエスターライヒ(クレムス) |
| 原産地呼称 | ニーダーエスターライヒ(クヴァリテーツヴァイン) |
| 格付け | クヴァリテーツヴァイン(辛口) |
| 主な品種 | ツヴァイゲルト |
| 品種と区分 | ブラウアー・ツヴァイゲルト(ロートブルガー)100%。クヴァリテーツヴァイン、辛口。表示上の産地はニーダーエスターライヒ(公式) |
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| 土壌 | 粘土質の層に覆われた砂利の土(公式) |
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| 醸造 | 手摘みで収穫し、除梗・破砕のあと選んだ酵母を使ってステンレスタンクで発酵。樽熟成は行わない。栓はスクリューキャップ(輸入元・スマイル) |
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| 分析値(2024年) | アルコール13.0%、酸5.0g/L、残糖2.6g/L(公式) |
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| 飲み頃と温度 | すぐに楽しめ、この先3〜5年かけて変化していくとされる。供出温度14〜16℃(公式) |
| 飲み頃の温度 | 14〜16℃(公式) |
| グラス | 赤ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は、すぐに楽しめ、この先3〜5年かけて変化していくとしている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ヴィンツァー・クレムス クラシック ブラウアー・ツヴァイゲルトのよくある質問
ツヴァイゲルトはどんなぶどうですか?
オーストリアで最も広く植えられている黒ぶどうです。ヴィンツァー・クレムスは、すべての産地に向く土地があり、若いうちに飲む軽やかな造りから、樽で熟成させる力強いものまで幅広いワインになると説明しています。この「クラシック」は樽を使わない側の一本です。
どんな料理に合わせればよいですか?
生産者は、ハムやソーセージ、肉を中心にした冷たい盛り合わせを第一に挙げ、多くのジビエ料理、セミハードやハードタイプのチーズも合うとしています。輸入元のスマイルは、マグロのステーキ、ローストビーフ、タレの焼き鳥を挙げています。温度は14〜16℃が生産者の目安です。
出典・確認日
7件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部