特級畑(グラン・クリュ) ドメーヌ・ルフレーヴのバタール・モンラッシェは、ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがる特級畑から造る辛口の白です。ルフレーヴはビオディナミの先駆者として知られ、公式には樽で1年、ステンレスタンクで6か月という二冬を越す熟成を経て瓶詰めされます。
この記事の目次
どんなワインか
ドメーヌ・ルフレーヴのバタール・モンラッシェは、コート・ド・ボーヌ南部の特級畑バタール・モンラッシェから造られる辛口の白ワインです。造り手のドメーヌ・ルフレーヴは、ピュリニー・モンラッシェ村に拠点を置き、公式サイトによるとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、モンラッシェの4つの特級に計4.8ヘクタールを所有しています。
ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は、モンラッシェ一族の特級について、金色に緑がかった色合いで、バターや焼きたてのクロワッサン、ドライフルーツ、スパイス、蜂蜜を思わせる香りがあり、とろりとした質感と引き締まった骨格が一体になったワインと説明しています。
畑と造り
BIVBによると、バタール・モンラッシェはピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがり、2022年の生産面積は11.22ヘクタール。標高は240〜250メートルほどで、モンラッシェより斜面の下手に位置します。土壌は褐色の石灰質で、斜面の下へ行くほど深く、粘土質になります。
ルフレーヴ家は1717年からピュリニー・モンラッシェに暮らし、1910〜1930年に実業家だったジョゼフ・ルフレーヴが畑と建物を買い集めてドメーヌの形をつくりました。公式年表では、1990年に共同経営者となったアンヌ=クロード・ルフレーヴが、1992〜1996年にドメーヌをビオディナミへ転換しています。2015年からは創業者の曾孫ブリス・ド・ラ・モランディエールが率いています。
醸造について、公式サイトはゆっくりした圧搾、亜硫酸を控えめにした果汁の保護、低温での清澄を挙げています。熟成は樽で1年、その後ステンレスタンクで6か月。セラーで二冬を越させることで、ワインが自然に落ち着くのを待つという考え方です。
飲み頃と楽しみ方
BIVBは、モンラッシェ一族の特級にはフォアグラやキャビア、オマールやラングスティーヌ、クリームとキノコのソースで仕上げた上質な鶏などを合わせることを勧めています。供出温度の目安は12〜14℃前後で、冷やしすぎると香りが閉じてしまいます。長期熟成型の白なので、若い年は急がずに寝かせ、大ぶりのグラスで温度の上昇とともに変わる香りを楽しみたいワインです。村の特徴は銘醸図鑑:ピュリニー・モンラッシェで紹介しています。
※造りは公式サイトの記載に基づきます。年によって変わることがあります。
ドメーヌ・ルフレーヴ バタール・モンラッシェの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ドメーヌ・ルフレーヴ バタール・モンラッシェの
ワイン情報
| 名称 | ドメーヌ・ルフレーヴ バタール・モンラッシェDomaine Leflaive Bâtard-Montrachet Grand Cru |
| 生産者 | ドメーヌ・ルフレーヴ |
| 位置づけ | 特級畑(グラン・クリュ) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ(ピュリニー・モンラッシェ村) |
| 原産地呼称 | AOCバタール・モンラッシェ |
| 格付け | グラン・クリュ(特級) |
| 主な品種 | シャルドネ |
| ルフレーヴの特級 | ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェ、モンラッシェの4つに計4.8ha(公式) |
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| 栽培 | ビオディナミ。公式年表では1992〜1996年にアンヌ=クロード・ルフレーヴがドメーヌをビオディナミに転換 |
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| 醸造と熟成 | ゆっくりした圧搾、低温での清澄。熟成は樽で1年、その後ステンレスタンクで6か月の計18か月(公式) |
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| 特級バタール・モンラッシェの規模 | ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)の2022年の生産面積は11.22ha。ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがる |
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| 畑の条件 | 標高240〜250m。褐色の石灰質土壌で、斜面下部ほど深く粘土質になる(BIVB) |
| 飲み頃の温度 | 12〜14℃前後(BIVBがモンラッシェ一族の特級に示す目安) |
| グラス | 口のすぼまった大ぶりの白ワイン用グラス(ブルゴーニュ型) |
| 飲み頃の目安 | 長期熟成型の白。若いヴィンテージは数年以上寝かせてからが一般的な目安(年による) |
| 価格帯の目安 | 10万円〜 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
モンラッシェとバタール・モンラッシェは何が違いますか?
どちらもピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にまたがる白の特級で、ブルゴーニュワイン委員会が「モンラッシェ一族」と呼ぶ5つの特級の仲間です。バタール・モンラッシェはモンラッシェより斜面の下手、標高240〜250メートルほどに広がり、褐色の石灰質土壌が斜面の下ほど深く粘土質になります。生産面積はモンラッシェより広く、2022年は11.22ヘクタールでした。
ルフレーヴのバタール・モンラッシェの区画の広さは?
公式サイトは、4つの特級をあわせて4.8ヘクタールを所有すると記していますが、バタール・モンラッシェ単独の面積は示していません。資料によって数字に幅があるため、このページでは記載を控えています。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部