定番のクレマン「ブリュット・レゼルヴ」 ラングロワ クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴは、ロワールのソミュールに本拠を置き、シャンパーニュのボランジェと同じグループに属するラングロワの定番の泡です。シュナン・ブラン主体に、シャルドネとカベルネ・フランを合わせ、伝統的な瓶内二次発酵で造り、澱とともに24か月熟成させています。
この記事の目次
どんなワインか
ラングロワ クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴは、ロワール川流域のソミュールに本拠を置くラングロワが造る、辛口のスパークリングです。ラングロワは1885年にロワール河畔で創業し、現在はシャンパーニュのボランジェと同じグループに属しています。2023年11月には名称を「ラングロワ・シャトー」から「ラングロワ」に改め、クレマン・ド・ロワールに力を集中させる方針を示しました。週末の食卓で、シャンパーニュの前にまず一本開ける泡として選びやすい価格帯です。
グループの発表資料では、ロワール固有の品種シュナン・ブランを、ラングロワの技と個性の要と位置づけています。ブリュット・レゼルヴは、ロゼやヴィンテージと並ぶ定番の1本です。
畑と造り
ラングロワは62haの畑を持ち、石灰質のコトー・サン・レジェ、珪土と石灰質のコート・ド・ソミュール、粘土石灰質のピュイ・ノートル・ダムとモントルイユ・ベレの4つの地区からぶどうを選びます。搾りでは最初の良質な果汁と後の果汁を分け、地区ごとに別々に醸造します。前の1〜2年のリザーヴワインを加えるのも特徴です。
輸入元の資料では、配合はシュナン・ブラン67%、シャルドネ23%、カベルネ・フラン10%で、リザーヴワインを10%使います(配合は資料によって異なります)。伝統的製法で瓶内二次発酵させ、澱とともに24か月熟成させます。クレマン・ド・ロワールの規定は12か月で、その倍の期間です。ドサージュは1リットルあたり8〜10gです。
合う料理と飲み方
輸入元は、淡い金色と繊細できめ細かな泡、菩提樹やサンザシのような白い花の香り、フレッシュで繊細な味わいと説明しています。シンプルで上品なおつまみと合わせる食前酒に向くとしており、温度は8〜10℃が目安です。天ぷらのような軽い揚げ物にも合わせやすい泡です。ロワールの産地は第18講 ロワール完全編、伝統的製法の泡の比べ方は第13講 スパークリング大全でまとめています。
ラングロワ クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ラングロワ クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴの
ワイン情報
| 名称 | ラングロワ クレマン・ド・ロワール ブリュット・レゼルヴLanglois Crémant de Loire Brut Réserve |
| 生産者 | ラングロワ(旧ラングロワ・シャトー) |
| 位置づけ | 定番のクレマン「ブリュット・レゼルヴ」 |
| 種類 | スパークリング |
| 国・地域 | フランス/ロワール/ソミュール |
| 原産地呼称 | AOPクレマン・ド・ロワール |
| 主な品種 | シュナン・ブラン、シャルドネ、カベルネ・フラン |
| 畑 | 62haの畑を持ち、コトー・サン・レジェ、コート・ド・ソミュール、ピュイ・ノートル・ダム、モントルイユ・ベレの4つの地区からぶどうを選ぶ(グループの発表資料) |
|---|
| 造り | 伝統的製法(瓶内二次発酵)。リザーヴワインを10%使い、澱とともに24か月熟成。AOPの規定は12か月(輸入元の資料) |
|---|
| ドサージュ | 1リットルあたり8〜10g(輸入元の資料) |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃(輸入元の資料) |
| グラス | フルート型か、白ワイン用の小ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐに楽しめる。輸入元は温度管理したセラーで3〜5年としている |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
シャンパーニュとどう違いますか?
造り方は同じ伝統的製法(瓶の中での二次発酵)ですが、産地と品種が違います。このクレマンはロワールのシュナン・ブランが主体です。輸入元の資料では澱とともに24か月熟成させており、クレマン・ド・ロワールの規定(12か月)やシャンパーニュの規定(15か月)より長く寝かせています。
どんな場面に合いますか?
輸入元は、生き生きとした性格から、シンプルで上品なおつまみと合わせる食前酒に向くとしています。乾杯の一杯から、軽い前菜まで通せる泡です。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-30 / 編集: Vinotier編集部