どんなワイナリー? ココ・ファーム・ワイナリーは、栃木・足利の急斜面のぶどう畑を知的障害者支援施設「こころみ学園」の園生が手作業で耕す、福祉とワインづくりが結びついた稀有なワイナリー。1980年設立。野生酵母を生かした造りで、2000年の九州・沖縄サミット晩餐会にスパークリングが採用されました。
急斜面に立つ、福祉とワインの畑
ココ・ファーム・ワイナリーは、栃木・足利の山あいにある、ほかに類を見ないワイナリーです。畑の平均斜度は約38度——スキージャンプ台にも例えられる急斜面で、機械が使えないため草取りも収穫もすべて人の手。その担い手が、隣接する知的障害者支援施設「こころみ学園」の園生たちです。福祉とワインづくりが分かちがたく結びついています。
開墾から生まれた物語
原点は1958年。中学校の教員・川田昇が生徒たちと、足利の山林を2年がかりで開墾してぶどう畑を拓いたことに始まります。1980年に園生の父母らの出資で会社が設立され、ワイン造りが本格化。除草剤や化学肥料を使わず、ほぼすべてのワインを野生酵母で醸す、自然に寄り添う造りを貫いています。
サミットが認めた実力
ココ・ファームの名を全国に知らしめたのが、2000年の九州・沖縄サミット社交晩餐会でのスパークリング採用。親しみやすい「農民ロッソ」から本格的な「のぼ」シリーズまで、物語と品質を兼ね備えます。毎年11月には収穫祭が斜面の畑で開かれ、音楽とともにワインを楽しむ名物イベントとして親しまれています。
よくある質問
ココ・ファーム・ワイナリーはどんなワイナリー?
栃木・足利にある、知的障害者支援施設「こころみ学園」の園生たちが急斜面のぶどう畑を手作業で耕す、福祉とワインづくりが分かちがたく結びついたワイナリーです。1958年に教員と少年たちが山林を開墾したのが原点で、1980年に会社が設立されました。
どんなワインで知られている?
親しみやすい「農民ロッソ」や、瓶内二次発酵のスパークリング「のぼ」などが知られます。2000年の九州・沖縄サミットの社交晩餐会でスパークリングワインが採用され、日本ワインの実力を象徴する造り手として広く知られるようになりました。
見学やカフェはある?
ショップで見学・テイスティングを受け付けています(有料、団体は要予約)。ぶどう畑を望むカフェも併設し、毎年11月には斜面のぶどう畑で収穫祭が開かれます。最新の料金・営業は公式サイトでご確認ください。
最終更新: 2026-06-14 / 監修: Vinotier編集部