定番シリーズ「ワイ・シリーズ」のヴィオニエ ヤルンバ ワイ・シリーズ ヴィオニエは、1849年創業のヤルンバが南オーストラリア州のぶどうで造る辛口の白です。ヤルンバはオーストラリアでいち早くヴィオニエに取り組んだ造り手として知られます。米国の輸入元の資料では、野生酵母でステンレスタンク発酵させ、澱とともに約3か月おいて厚みを出しています。
この記事の目次
どんなワインか
ヤルンバ ワイ・シリーズ ヴィオニエは、南オーストラリア州バロッサのアンガストンに本拠を置くヤルンバが造る辛口の白です。国内ではサントリーが輸入し、2022年からは「Y」の文字を中央に大きく配したラベルで全国に出ています。サントリーによると、「Y」はヤルンバの頭文字であると同時に、「あなただけのワイン(Your Wine)」を見つけてほしいという思いを込めた名前です。
ヤルンバの公式サイトによると、1849年、英国から渡ったサミュエル・スミスが、息子シドニーとともに月明かりの下で最初の樹を植えたのが始まりです。いまはヒル=スミス家の5代目ロバート・ヒル=スミスと、6代目のジェシカ、ルーシーが家業を担います。公式は、ロバートがオーストラリアでヴィオニエを切り開いたと紹介しています。1992年に入社したワインメーカーのルイーザ・ロウズも、ヴィオニエでの仕事で国際的に知られる人物です。
造りと味わい
米国の輸入元Winebowの資料では、ぶどうは南オーストラリア州の冷涼な畑と温暖な畑の両方から集めます。やさしく搾って野生酵母でステンレスタンク発酵させ、マロラクティック発酵は行いません。発酵後は澱とともに約3か月おき、クリーミーさと厚みを加えています。アルコール度数は13.5%です。
国内の輸入元サントリーは、白桃やメロンを思わせる果実に、ユリのような白い花の香りと白胡椒のニュアンスがあり、ゆったりとしたコクと穏やかでまろやかな酸を持つ辛口と説明しています。
合う料理と飲み方
香りが華やかで酸が穏やかなので、スパイスを使った料理と合わせやすい白です。輸入元はハリッサで味つけした鶏肉を挙げており、家なら鶏肉のカレーやタイ料理に合わせる一本として選べます。温度は10〜12℃ほどと、冷やしすぎないのが一般的な目安です。
ヴィオニエの故郷であるフランスのローヌ北部については第8講 ローヌ完全編で、品種そのものは品種:ヴィオニエで紹介しています。
ヤルンバ ワイ・シリーズ ヴィオニエの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ヤルンバ ワイ・シリーズ ヴィオニエの
ワイン情報
| 名称 | ヤルンバ ワイ・シリーズ ヴィオニエYalumba The Y Series Viognier |
| 生産者 | ヤルンバ |
| 位置づけ | 定番シリーズ「ワイ・シリーズ」のヴィオニエ |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | オーストラリア/南オーストラリア州 |
| 原産地呼称 | GI南オーストラリア州(South Australia) |
| 主な品種 | ヴィオニエ |
| 造り | 野生酵母でステンレスタンク発酵。マロラクティック発酵は行わず、発酵後に約3か月澱とともにおく(米国の輸入元Winebowの2025年の資料) |
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| アルコール度数 | 13.5%(国内の輸入元サントリーの2021年ヴィンテージの資料、Winebowの2025年の資料。年によって変わる) |
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| 国内の取り扱い | サントリーが輸入し、全国で発売(2022年のニュースリリース。希望小売価格はオープン価格) |
| 飲み頃の温度 | 10〜12℃(コクのある白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ヴィオニエはどんな品種ですか?
フランス・ローヌ地方北部のコンドリューなどで知られる白ぶどうで、華やかな香りとふくよかな口当たりが持ち味とされます。国内の輸入元サントリーは、このワインを白桃やメロン、ユリのような白い花の香りに白胡椒のニュアンスがあり、穏やかでまろやかな酸味を持つ辛口と説明しています。
どんな料理に合いますか?
米国の輸入元の資料は、ハリッサ(唐辛子のペースト)で味つけした鶏肉や、じゃがいもとひよこ豆を使ったライスパンケーキを挙げています。スパイスを使った料理と相性がよく、鶏肉のカレーやエスニック料理に合わせやすい白です。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-29 / 編集: Vinotier編集部