ワインガイド Vinotier
Winery — 山梨・甲州市勝沼町

グレイスワイン(中央葡萄酒)

grace / 創業 1923年
蔦に覆われたグレイスワイン(中央葡萄酒)の社屋
蔦に覆われたグレイスワイン(中央葡萄酒)の社屋 / Photo: “Chuo budoshu-1” by 江戸村のとくぞう, CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
どんなワイナリー?

グレイスワイン(中央葡萄酒)は、1923年創業の勝沼の老舗。「キュヴェ三澤 明野甲州」が日本ワイン初のDWWA金賞を獲得し、甲州を世界の舞台に押し上げた立役者です。見学ツアーは行わない主義ですが、ショップでの試飲や予約制のテイスティングセミナーで真価に触れられます。

テイスティングルーム
テイスティングルーム / “Chuo budoshu-3” by 江戸村のとくぞう, CC BY-SA 4.0

甲州を世界へ連れて行った一本

2014年、ロンドン。世界最大級のワインコンクールDWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)で、「キュヴェ三澤 明野甲州2013」が日本ワイン初の金賞に輝きました。造ったのは、勝沼で1923年から続く中央葡萄酒=グレイスワインの醸造家・三澤彩奈氏。「甲州は世界に通用するのか」という長年の問いに、明確な答えを出した瞬間でした。

見学をしない、という哲学

グレイスワインは見学ツアーを実施しません。理由は明快で、ワイン造りに専念するため。その代わり、ワイナリーショップでの試飲や、要予約のテイスティングセミナー(解説付き)で、造り手の仕事に触れられます。「観光」ではなく「ワインそのもの」で勝負する姿勢も、この造り手らしさです。

明野・三澤農場という挑戦

2002年、日照時間日本一とされる北杜市明野に三澤農場を開設。棚仕立てが常識だった甲州で垣根栽培に挑み、凝縮した果実を実らせています。甲州山梨のページとあわせて読むと、この挑戦の大きさが見えてきます。

よくある質問

グレイスワインは見学できる?
畑や醸造施設の見学ツアーは実施していません。ワイン造りに専念するための方針です。代わりに、要予約の有料テイスティングセミナーや、ワイナリーショップでの試飲が用意されています。
なぜ「甲州を世界に知らしめた」と言われる?
醸造家・三澤彩奈氏による「キュヴェ三澤 明野甲州2013」が、2014年のデキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)で日本ワインとして初めて金賞&リージョナルトロフィーを獲得したからです。甲州の国際評価を決定づけた出来事でした。
三澤農場とは?
2002年に北杜市明野に開いた自社農場です。日照時間日本一とされる土地で甲州の垣根栽培に挑み、「キュヴェ三澤」を生み出す畑になっています。

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最終更新: 2026-06-12 / 監修: Vinotier編集部