どんなワイナリー? ふらのワインは、1972年に富良野市が立ち上げた市営(自治体経営)のワイナリー。工場は入館無料・予約不要で自由見学でき、自生山ぶどうとの交配による独自品種「ふらの2号」から造る工場限定の赤「羆(ひぐま)の晩酌」などで知られます。
ふらのワイン工場の外観 / “Furano Winery-2” by Drivephotographer, CC0
ふらのワインのボトル / “Furano Wine Bottles” by Douglas Perkins, CC BY 4.0 市役所が造るワイン
ふらのワインの造り手は、なんと富良野市。1972年、減反政策の時代に農業振興策として市がぶどう栽培とワイン醸造に乗り出しました。自治体がワイナリーを営む——世界的にも珍しいこの形は、池田町の十勝ワインと並ぶ、北海道ならではの風景です。
ふらっと入れる、無料の自由見学
ラベンダーで知られる清水山の工場は、入館無料・予約不要。製造工程や熟成庫を自分のペースで見学でき、売店で試飲も楽しめます。観光のついでに気軽に寄れる敷居の低さは、市営ならでは。隣接の丘には地産地消レストラン「ふらのワインハウス」があり、樽から直送のワインと富良野の食材が味わえます。
山ぶどうの血を引く「ふらの2号」
寒さの厳しい富良野で育てるため、自生の山ぶどうと交配して生まれたのが独自品種「ふらの2号」。それを使った工場限定の赤「羆の晩酌」は、名前のインパクトも含めてお土産の定番です。ラベンダー畑とセットで、夏の北海道ワイン旅の一停留所にどうぞ。
よくある質問
ふらのワインは誰が造っている?
富良野市です。1972年、農業振興策として市がぶどう果樹研究所を立ち上げ、栽培から醸造・販売まで富良野産の一貫体制で運営しています。自治体が営むワイナリーは日本ならではの存在です。
見学はできる?
できます。工場は入館無料で、個人なら予約不要。製造工程や熟成庫を自由に見学できます(10名以上の団体は要予約)。年末年始を除き通年で開いています。
羆の晩酌とはどんなワイン?
自生の山ぶどうとの交配で生まれた独自品種「ふらの2号」を使った赤ワインです。野趣のある味わいとユニークな名前で人気の、工場限定品です。
最終更新: 2026-06-13 / 監修: Vinotier編集部