ワインガイド Vinotier
Glossary — 味わい

酸(酸味)とは?

acidity
ひとことで言うと

酸(酸味)とは、ワインにみずみずしさと爽やかさを与える要素です。唾液が出るような、きゅっとした感覚の正体で、料理を引き立てる縁の下の力持ち。冷涼な産地ほど酸が高くエレガントになります。

みずみずしさの正体

レモンを想像すると唾液が出る、あの感覚がです。ワインにおいては、爽やかさ・きれいさ・清涼感を生む大切な要素で、欠けると味わいが平坦になります。

産地と酸

酸は冷涼な産地ほど高くなる傾向があります。ぶどうがゆっくり熟し、酸が保たれるためです。シャブリやドイツのリースリングがシャープでエレガントなのはこのためです。

バランスの鍵

酸は甘さやコク、タンニンと釣り合うことで味をまとめます。甘口ワインがくどくならないのは、高い酸が甘さを引き締めているから。料理の脂を切る働きもあり、食卓で頼れる存在です。

よくある質問

酸が高いワインの特徴は?
シャープで爽やか、食事に合わせやすいのが特徴です。冷涼な産地のワイン(シャブリ、ドイツのリースリングなど)に多く見られます。
酸味は悪いもの?
いいえ。適度な酸はワインに骨格と清涼感を与え、甘さやコクのバランスを取ります。酸が乏しいワインは「ぼやけた」印象になりがちです。
甘口なのにくどくないのはなぜ?
高い酸が甘さを引き締めるからです。ドイツの甘口リースリングが好例で、糖と酸のバランスが涼やかな味を生みます。

最終更新: 2026-06-04 / 監修: Vinotier編集部